「ホルトソウ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ホルトソウ」の花言葉とは? 花言葉

「ホルトソウ」はトウダイグサ科トウダイグサ属の1年草または2年草です。

ヨーロッパ原産で、16世紀に日本へ伝来、帰化しています。

花には花弁がなく、緑色から黄緑で、花期は4月から5月です。

今回は、「ホルトソウ」の花言葉について解説します。

「ホルトソウ」の花言葉

「見せかけ」といいます。

「ホルト」はポルトガルを意味する昔の呼び方です。

ポルトガル製のオリーブオイルを「ホルトノアブラ」と呼んでいたのですが、「ホルトソウ」の実を搾ったホルトノアブラの偽物も作られたため、この花言葉が付きました。

偽物といっても、これはこれで機械油として使う事は出来たので、あくまでオリーブオイルではないという意味です。

一方、見た目より用途があるというプラスの意味でも由来と合います。

通常は悪口になるため、花言葉を贈るならごく親しい相手に限られます。

冗談のニュアンスで、メイクがプロ並みだったり、ラッピング技術が高い友人へ贈るなら合います。

食品サンプルやフェイクスイーツ製作会社のシンボルにしても良いでしょう。

スマホの待ち受けにして、見せかけだけの雑な仕事になっていないか、省みる事もできます。

「ホルトソウ」の豆知識

「ホルトソウ」の名前の由来は2つあります。

ポルトガル人が持ち込んだというのが1つ、ホルトノアブラの偽物に使われたというのがもう1つです。

「ホルトソウ」は油以外では、鑑賞用の切り花にしたり、薬として使われたとされます。

「ホルトソウ」は全草が有毒ですが、種子は「続随子(ゾクズイシ)」という生薬名が付いています。

効能としては、非常に強い下剤や利尿作用、通経作用があるとされました。

但し、服用すると毒で嘔吐やふらつき、発汗など、中毒症状が出ます。

また、葉や茎を傷つけたときに出る白い乳液は、肌をかぶれさせますが、これによってイボや寄生性の皮膚病を取り除くのに効果があったとされます。

いずれにせよ、薬としては危険性が高く、毒による中毒と薬効の区切りが曖昧な荒っぽいもので、素人判断で使っても害にしかなりません。

薬は少量で人間の生理に作用する以上、根本的には毒物であり、量が過ぎれば身体を害し、その見極めは素人には不可能と考えましょう。

まとめ

目立った花も付けない「ホルトソウ」は、時として他の草に紛れてしまうかも知れません。

花言葉を知れば、存在を認識する事も出来るでしょう。

風景の解像度を増してくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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