「ヘレボルス」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ヘレボルス」の花言葉とは? 花言葉

「ヘレボルス」は、キンポウゲ科「ヘレボルス」属(クリスマスローズ属)の総称です。

「クリスマスローズ」を属名に持ちますが、冬が花期の花は数種類で、主に春に開花します。

中国からヨーロッパ原産で、20種ほどが存在します。

花は花弁5枚のカップ型または八重咲きで、花色は白から紫、緑などがあります。

今回は、「ヘレボルス」の花言葉について解説します。

「ヘレボルス」の花言葉

「私を忘れないで」「不安を取り除いて下さい」「スキャンダル」「発狂」などがあります。

悪い花言葉は、しばしば扱いの注意点を伝えている場合があるため、由来は知っておいた方が良いでしょう。

「私を忘れないで」

ヨーロッパの中世、騎士が戦場に赴く時、恋人に「ヘレボルス」を贈ったとされる事が由来です。

同じ由来で「追憶」「思い出を懐かしむ」という花言葉が付きます。

スマホが普及した現代、メッセージを送り続ける事も出来るようになりました。

ですが、直接会う事の重要性は変わっていないと言えます。

「私を忘れないで」というメッセージとして花を添えると同時に、次に会う機会の話も具体的にしておくと良いでしょう。

「不安を取り除いて下さい」

「ヘレボルス」の多くは毒草ですが、かつて薬として利用された事から付いた花言葉です。

他に「慰め」「いたわり」「私の心を慰めて」という花言葉も、同じ由来で付いています。

不安な時、ネット検索して「ヘレボルス」の花を眺めてみるのも良いでしょう。

見る事でどれほど不安が減るか、と思うかも知れません。

ですが、一番大事なのは、不安に心を縛られ何も出来なくなる事です。

気を他に向け、少し動く事が次に繋がるのです。

誰かに贈り助けを求めるにも向きますが、少々難しい花言葉も付いているため、ごく親しい相手に限るべきです。

「スキャンダル」

有毒の性質から付いた花言葉です。

毒による症状は様々ですが、目眩や錯乱などもあった事がイメージと繋がっています。

他に「中傷」「誹謗」「悪評」という花言葉も付きます。

誰かに対する悪評を口にする事は避けましょう。

悪口が本音の表現とされ、「毒舌」と持て囃されていた時代もありましたが、それは過去の価値観です。

当時であっても、それを不快と思う人が、主張出来る媒体がなかっただけの事でしょう。

誰かに贈るには向かない花言葉です。

ゴシップ情報を掲載するブログのデザインなどには良いでしょう。

「発狂」

こちらも「ヘレボルス」の中毒症状から連想された花言葉です。

「中毒」という花言葉もあります。

誰かにメッセージとして伝えるというよりも、取り扱い注意という意味で付いていると考えるべき花言葉です。

「ヘレボルス」の豆知識

「ヘレボルス」属はクリスマスローズ属ともされますが、狭義の「クリスマスローズ」は、この中の「ヘレボルス」・ニゲル」であり、広義にはもう数種類、場合により全体を指します。

まとめ

「ヘレボルス」の花言葉は、「私を忘れないで」「追憶」「思い出を懐かしむ」「不安を取り除いて下さい」「慰め」「いたわり」「私の心を慰めて」「スキャンダル」「中傷」「誹謗」「悪評」「発狂」「中毒」です。

悪い花言葉が混じりますが、有毒の性質から付いた、注意喚起の側面もあります。

「クリスマスローズ」と同一視される場合もありますが、厳密には「ヘレボルス」の一部の呼び名です。

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