「ホルトノキ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ホルトノキ」の花言葉とは? 花言葉

「ホルトノキ」は、「ホルトノキ」「ホルトノキ」属の常緑樹です。

海外では台湾、インドシナ、国内では千葉県以西に分布し、照葉樹林を構成します。

寺社の境内や、公園樹、街路樹などにも利用されます。

花は、端が糸状に裂けた釣鐘形の白い花が花穂を作り、花期は7月から8月です。

果実は2cm程の楕円体で、黒紫色に熟します。

今回は、「ホルトノキ」の花言葉について解説します。

「ホルトノキ」の花言葉

「夫婦の愛」といいます。

糸状の花が連なって咲く様子が、白い毛に見える事から、「共に白髪が生えるまで」とも歌われる、末永く仲睦まじい夫婦の姿に見立てた花言葉です。

結婚生活が順調な友人へ贈るのに向きます。

新婚夫婦の新生活を想定した家電売り場のディスプレイにも使えます。

結婚した時、自宅に植えて末永い愛情を改めて見える形にするのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、喧嘩中の配偶者です。

原因をごまかそうとしているように思われてしまいます。

喧嘩の理由が愛情不足なら、一応意味は合います。

子供夫婦に贈る事自体は問題ありませんが、孫の催促のつもりなら、プライバシーに踏み込む表現として嫌がられるのでやめましょう。

「ホルトノキ」の豆知識

ホルトとは「ポルトガル」の意味です。

江戸時代頃は、オリーブオイルの事を「ホルトの油」と呼んでいました。

「ホルトノキ」とは、このホルトの油が取れると間違えて付いた名です。

名付け親は、エレキテルでも有名な本草学者「平賀源内」とされています。

日本にオリーブがもたらされたのは1594年とされますが、その時点で持ち込まれたのは果実でした。

その後もオイルなどが輸入されましたが、オリーブの木自体は1862年になるまで入っては来ませんでした。

果実や油しか見る事のなかった平賀源内が勘違いするのは、無理もないでしょう。

果実が熟した様子はオリーブに似ていますが、油の抽出は出来ません。

同じ「ホルト」という名前が付いた植物に「ホルトソウ」があり、こちらは一応油を絞られる果実が付きます。

但し、ホルトソウは全体に毒があり、機械油として利用されました。

まとめ

「ホルトノキ」は街路樹などで街に溶け込んでいる木です。

花言葉を知れば、存在に気付き、趣深く眺められるでしょう。

風景の解像度を増してくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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