「ジャガイモ」という花をご存知でしょうか。
南アメリカ原産、ナス科ナス属の多年草です。
今回は「ジャガイモ」の花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「ジャガイモ」の花言葉
「ジャガイモ」の3つの花言葉を、さっそくご紹介します。
「恩恵」
地下茎が分かれた先に溜まったデンプンから生る芋が、身近な食材として親しまれている「ジャガイモ」です。
自然の恵みを惜しみなく与えてくれる植物であることから、「恩恵」という花言葉が生まれました。
食材としてだけではなく、ふわふわとした花びらが美しい花も、私たちに癒しを与えてくれる存在です。
「慈愛」
「ジャガイモ」は、紫・ピンク・白色の、ふわっとした柔らかな花を咲かせます。
何かを包み込むかのような優しい雰囲気が、「慈愛」という花言葉そのものです。
マリー・アントワネットが好んでいた花としても有名です。
包容力のある美しさに、思わず魅了されてしまうような花です。
「情け深い」
美しい花だけでなく、食物としても古くから人々に愛されている「ジャガイモ」らしい、「情け深い」という花言葉です。
栄養満点の芋は、私たちの食生活になくてはならない存在です。
自然の恵みを惜しみなく提供してくれる、有り難い植物です。
「ジャガイモ」の名前の由来
「ジャガイモ」は、インドネシアのジャカルタから、江戸時代に日本に持ち込まれました。
「ジャカルタから来たイモ」であることから、「ジャガタライモ」と呼ばれ、更に「ジャガタライモ」がなまって「ジャガイモ」という名前になりました。
「ジャガイモ」という名前ひとつに、沢山の意味が込められています。
「ジャガイモ」の豆知識
「ジャガイモ」に、「実」が生ることをご存知でしょうか。
「ジャガイモ」の開花時期は5~6月頃と言われていますが、花が咲いた後に実が生ります。
その実は、緑色のミニトマトにそっくりな形をしています。
ミニトマトのようなので、食べられそうに見えるのですが、「ジャガイモ」の実は食べることが出来ません。
毒性があると言われていますので、「ジャガイモ」の実は、目で楽しんでください。
まとめ
温かみのある花言葉を持つ「ジャガイモ」は、料理の食材として使われることが多いですが、5~6月頃に咲く美しい花も、見ごたえがあります。
沢山の恵みを与えてくれる、「ジャガイモ」についてのご紹介でした。