オオヤマザクラはバラ科サクラ属のサクラの一品種で、日本に自生するサクラ属の基本野生種の1つです。
国内では北海道、本州、四国の日本海側に、海外では中国、朝鮮半島、ロシアに分布します。
北の寒い地域や高冷地の山に自生します。
4月から5月にかけて、葉と同時に他のサクラより濃い紅色の花を展開させます。
6月頃に紫黒色の果実をつけますが、人間の食用にはされていません。
「オオヤマザクラ」の花言葉
「優れた美人」「精神美」「優美な女性」「純潔」があり、サクラに共通した花言葉も含みます。
良い意味ですが、女性の容姿に関わるものが多いため、相手との関係性には気を付ける必要があります。
「優れた美人」
オオヤマザクラが他のサクラと比べ、赤みの強い華やかな花を咲かせる事からついた花言葉です。
目を惹くような美しさだったり、美人で優れた才能を持つ友人に贈るのに向く花言葉です。
自分の部屋に写真などを飾って、そうなりたいと願うのも良いでしょう。
逆に合わないのは、自分の容姿にコンプレックスを持っている人や、美人と呼ばれる事に違和感を持つ人です。
「優れた」の方は主観の範囲なので、やや曖昧で構いません。
「精神美」
英語が由来の花言葉で、アメリカ初代大統領ジョージ・ワシントンの逸話が元になっています。
子供の頃、ジョージは遊んでいて父が大事にしていたサクラを切ってしまいました。
これを父に謝ったところ、正直に話した事を逆に褒められた、という話で、日本でも正直である事の大切さを教える話としてかなり有名です。
この花言葉は、正直であったり、ボランティア趣味などがある友人へ贈るのに良いでしょう。
自分のスマホの待ち受けなどにして、常に自覚するのにも向きます。
逆に向かないのは、嘘をついたり悪口を言う事が、人間の真実の行動だと考えている人です。
そのような人は、精神の美しさについて、自分を偽っていると考える為、話が平行線になります。
「優美な女性」
サクラに共通する、春に美しく咲き誇る姿からついた花言葉です。
美人だったり、柔らかく好ましい印象を与えてくれる友人などに贈るのに向く花言葉です。
てきぱきし過ぎて、他を落ち着かせてくれない相手にはあまり向きません。
「純潔」
こちらもサクラに共通する花言葉で、花の美しさに由来すると言われています。
また、サクラの名の語源とされる女神コノハナサクヤヒメの物語で、不貞を疑われた彼女が、燃えさかる火の中でお産して証を見せたという話があり、この花言葉に通じるものがあります。
プライベートな部分に関わるため、昨今はあまり人に対して使いにくい花言葉です。
まとめ
オオヤマザクラの花は美しく目を惹くものです。
花言葉を知っていれば、その美しさは尚のこと輝くでしょう。
美しいものをより美しく見せてくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。