「オオヤマフスマ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「オオヤマフスマ」の花言葉とは? 花言葉

オオヤマフスマはナデシコ科ノミノツヅリ属の多年草です。

沖縄を除く日本全土に分布し、山地の林や草原に生育し、6月から8月にかけて、白い花を咲かせます。

今回はオオヤマフスマの花言葉について解説します。

「オオヤマフスマ」の花言葉

「いたわり」といいます。

オオヤマフスマのフスマとは、「衾」と書き布団を表します。

群生する葉を、布団を重ね並べた様子と見立てると、病人などを寝かせ、いたわる様子を連想できます。

この花言葉が向いている人としては、まずはよく色々と面倒を見てくれる両親、他人が弱っている事に気付き手を差し伸べてくれる人、人を気遣い癒やす医療などの仕事をしている人や組織などが考えられます。

何かの機会に日頃のお礼として、贈り物などに添えて伝えるのが良いでしょう。

自分の家で育てて、自分を自分でいたわったり、他人をいたわる事ができる人になられるよう心がけるにも向きます。

この花言葉が向かないのは、他人が痛がったり苦しんだりする時に、心から嬉しがる人でしょう。

「人の不幸は蜜の味」というのを本気で信じているタイプで、そのような人にこの花言葉を贈ると、違和感があり気まずくなるでしょう。

会社などで使う場合、実際の行動として社員に対してシビアな扱いをしていると、神経を逆なでする事になり、より不満が増える事になります。

「オオヤマフスマ」の豆知識

オオヤマフスマの名前の由来としては、同じナデシコ科のノミノフスマと比べて葉が大型である事から、というものがあります。

一方、語源に関しては不明という説もあるようです。

別名にヒメタガソデソウ(姫誰が袖草)というものがあります。

まず、ヒメは小さい植物につくものです。

そしてタガソデソウというのは、和歌に由来しています。

古今和歌集に「色よりも香こそあはれと思ほゆれ誰が袖ふれし宿の梅ぞも」という和歌があります。

これは「ウメの香りがしているが、近くにはなく宿の庭で見かけただけだ。

ウメは香りの方が趣深い。

今香っているのは、宿のウメに誰かが袖を触れた移り香だろうか」
というような意味です。

これになぞらえ、白く香り高い花を付ける花をタガソデソウと名付けたのです。

まとめ

オオヤマフスマは白く可愛らしい花を付けます。

花言葉を知っていれば、より好ましさを感じられるでしょう。

風景に色を足してくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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