「カイ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「カイ」の花言葉とは? 花言葉

カイはカイノキ、カイジュとも言い、ウルシ科カイノキ属の落葉樹です。

中国、台湾、東南アジアを原産とし、温暖な地域に自生します。

日本では1915年に栽培が始まり、各地に広まりました。

大きな木陰をつくり、紅葉も美しい事から、街路樹や公園、庭園などで利用されます。

若葉には芳香があり食べられる他、お茶の代わりになり、種子には油が多く含まれ、木材としては家具や船材、杖、碁盤にもなるという、人にとって大変有用な木です。

今回はカイの花言葉について解説します。

「カイ」の花言葉

「夢見心地」があります。

夏に大きな木陰を作るカイの下は、眠るのに良さそうです。

しばしば眠たそうにしている友人に、親しみを込めて贈るのも良いでしょう。

まだ寝るのが仕事の子供の成長を願って、記念樹として植えるのにも合います。

少々現実離れした大きな夢を持っていたり、新婚などで幸せの絶頂にあり少々ふわふわしているような人に贈るのにも向きます。

寝具やマッサージなどを扱う会社のイメージとしても使えそうです。

不眠の時にスマホの待ち受けにして眺める事で、安眠に繋がるかも知れません。

逆に合わないのは、冷静で現実主義な人です。

その人が何かしら大きな夢を実現するために計画を立てていたとしても、「夢ではなく、予定だ」などと、持論を聞かされ、話が長くなるでしょう。

また、激務で寝不足な人に関しては、愚痴や会社の批判を延々と聞かされる事になります。

「カイ」の豆知識

カイは漢字で楷と書きます。

これはカイが直角に枝分かれしたり、その葉が綺麗に揃っていることから、漢字の書体の中で、1画ずつ筆を続けずにはっきりと書き分ける「楷書」に見立てて名付けられました。

別名をクシノキと言いますが、こちらは古代中国の思想家である孔子の墓所「孔林」に、弟子の子貢が植えたカイを「孔子の木」と呼んだのが次第に変化したものです。

賢人である孔子のイメージから、学問の聖木とされています。

また、中国の超難関役人採用試験である科挙を受験し「進士」に合格した者には、カイの笏が贈られたため、受験する人は合格祈願の木としました。

日本に持ち込まれたカイも、孔林で採取された種子であり、東京目黒の林業試験場で植えられたのが最初です。

まとめ

カイは姿は立派で紅葉も美しい樹木です。

花言葉を知っていれば、更に興味を持ち接する事が出来るでしょう。

風景に興味と意味を添える花言葉を是非参考にして下さい。

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