「アルメリア・カエスピトサ」は、イソマツ科ハマカンザシ属の多年草です。
イベリア半島原産で、匍匐した茎がマット状に広がります。
花はピンク色で、花期は4月から5月です。
今回は、「アルメリア・カエスピトサ」の花言葉について解説します。
「アルメリア・カエスピトサ」の花言葉
「可憐」「健気」「しなやかな強さ」「共感」です。
ハマカンザシ属に共通する花言葉を含みます。
いずれも良い言葉で、意味が合う相手への贈り物に向きます。
「可憐」
ピンクの可愛らしい花が、厳しい環境である浜辺に咲く姿から付いた花言葉です。
別名の「ヒメハナカンザシ(姫花簪)」のイメージにもよく合います。
「可憐」な人は、見ていて微笑ましく、助けたくなる気持ちも湧いてくるものです。
一方、手助けし過ぎても嫌がられるので、距離感は重要です。
「可憐」な恋人へ贈り、愛情を伝えるのに向きます。
子供のために飾るのも良いでしょう。
「健気」
浜辺の環境は、風や飛んで来る砂以上に、塩分の多さが苛酷です。
塩は土壌を容易に不毛の地にします。
そんな場所で、茎を広げ繁り、花を咲かせる姿から付いた花言葉です。
「健気」な頑張りは、人を感動させるものですが、裏に大人の仕込みがないかは気を付けましょう。
世界で最も卑劣な人々は、子供を巧みに盾にします。
この花言葉は、物事に「健気」に取り組む教え子などを応援して贈るのに向きます。
「しなやかな強さ」
伸び広がる茎のイメージと、苛酷な環境で生きる性質から付いた花言葉です。
強さには幾つかの種類がありますが、「しなやかな強さ」は長く保たれるものです。
固いだけでは、いずれ破られますが、「しなやかな強さ」は先が見えません。
柔らかな物腰ながら、常にものに動じず頼もしい人へ贈るのに向きます。
「共感」
花が寄り集まって咲く様子から付いた花言葉です。
「ハマカンザシ」のように玉になる事はありませんが、複数の花は集まります。
人との関係に必要なのは「共感」です。
相手の感情が理解出来ない事には、何を言っても上滑りするでしょう。
また、「共感」は相手に一方的に求めるものではありません。
「共」の言葉がある以上、互いの歩み寄りがなければ成立困難です。
親しい相手が辛そうな時に贈り、同情を伝えるのに向きます。
まとめ
「アルメリア・カエスピトサ」は、イソマツ科ハマカンザシ属の多年草です。
花言葉は、「可憐」「健気」「しなやかな強さ」「共感」です。
人との関係を円滑にする、花言葉を是非参考にして下さい。
