「仙人掌(サボテン)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「仙人掌(サボテン)」の花言葉とは? 花言葉

「仙人掌(サボテン)」は、「サボテン」科の植物の総称です。

北アメリカと中央アメリカが主な分布地域で、2000種類以上の品種があります。

日本に渡来したのは16世紀で、ヨーロッパから持ち込まれました。

一般的には多肉質で、葉が退化して針状になり、刺座と呼ばれる部分に棘が密生します。

花は赤から黄色、紫で、青はありません。

今回は、「サボテン」の花言葉について解説します。

「仙人掌(サボテン)」の花言葉

「枯れない愛」「燃える心」「温かい心」「偉大」といいます。

いずれも良い意味で、心を伝える贈り物に向きます。

「枯れない愛」

「サボテン」が乾燥に強く、沙漠にも生える品種がある事から付いた花言葉です。

乾燥に強い理由としては、「サボテン」の水気の多い多肉質な茎以外に、光合成の方法にも秘訣があります。

「CAM型光合成」と呼ばれる特殊な方法で、暑い日中は水分が蒸発しないように気孔を閉じておき、夜に開いて二酸化炭素を取り込み、日中に光合成するという複雑な方法を取るのです。

この花言葉は、恋人や配偶者など、愛する人へ贈るのに向きます。

「燃える心」

灼熱の沙漠で生きる性質から付いた花言葉です。

好きな事に対する燃える心は熱くパワフルなものです。

大人になると、なかなか素直に熱くなれないものですが、人間の心はそれほど変わるものでもありません。

感情に枷を付けず解放した方が良い時も、多いものです。

部屋に飾り、趣味に没頭するのも良いでしょう。

「温かい心」

こちらも熱い地域に生える性質から付いた花言葉です。

心の温かさは、誰しもが持っています。

それが振る舞いに出せるかどうか、誰に対して出せるかという違いでしかありません。

親しい人に対し、気遣いの言葉と共に贈るのに向く花言葉です。

「偉大」

「仙人掌」の名の元になった仙人や、「覇王樹」の言葉のイメージから付いた花言葉です。

この花言葉は、偉大な事を成し遂げた恩師などへ贈るのに向きます。

「仙人掌(サボテン)」の豆知識

「サボテン」「仙人掌」と書くのは、中国の漢の皇帝が作らせた仙人像が、「サボテン」に似ていたからとされています。

仙人像は、掌にお盆を持っていて、これが特に似ていたのです。

他に「覇王樹」とも書きます。

こちらは明確な由来は不明ですが、「覇王」「徳ではなく武力によって人を統べる王」という意味なので、トゲが生え、肉厚で立派な姿とイメージは合います。

また、「サボテン」という名の由来は諸説ありますが、江戸時代に日本で「サボテン」が石鹸(シャボン)代わりに使われ、「シャボテン」と呼ばれた事が語源とされています。

まとめ

「サボテン」は身近で愛嬌のある植物です。

花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。

植物との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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