「ワスレグサ(忘れ草)」という花をご存知でしょうか。
「ワスレグサ(忘れ草)」は、ヨーロッパ原産、ユリ科ワスレナグサ属の多年草です。
今回は「ワスレグサ(忘れ草)」の花言葉や由来について、詳しく見ていきましょう。
「ワスレグサ(忘れ草)」の花言葉
オレンジ色の大きな花が咲く「ワスレグサ(忘れ草)」の、3つの花言葉をご紹介します。
「悲しみを忘れる」
悲しい事を忘れてしまうほどの大きな明るい色の花が咲く事から、「悲しみを忘れる」という花言葉が生まれました。
万葉集などの和歌にも、「ワスレグサ(忘れ草)」が悲しみを忘れさせてくれる花として詠まれています。
直径8㎝ほどの大きな花は、鮮やかなオレンジ色がとても華やかです。
古くから、人々に元気を与えている花です。
「憂を忘れる」
「悲しみを忘れる」同様、目を引くほど華やかな大きなオレンジ色の花が、「憂いを忘れる」の由来とされています。
「ワスレグサ(忘れ草)」の花は、花びらが大きく開いているため、ボリューム感があり見応えがあります。
いくつもの花が並んで咲いている姿は、視野が明るくなるほど鮮やかな景色です。
エールを送りたい方へ、「ワスレグサ(忘れ草)」の写真や絵を贈ってみるのも良いでしょう。
「一夜の恋」
花が1日でしぼんでしまう事が、「一夜の恋」の由来とされています。
「ワスレグサ(忘れ草)」の花は、オレンジ色の美しい花を咲かせますが、多くの場合は咲いてから1日経つとしぼんでしまいます。
美しい花を観賞できる時間がわずかしかない、貴重な植物です。
「ワスレグサ(忘れ草)」の名前の由来
花が咲いているのが1日だけであることと、花の美しさで悲しい事を忘れられることが、名前の由来と言われています。
「ワスレグサ(忘れ草)」の花の特徴を表している名前です。
「ワスレグサ(忘れ草)」の豆知識
鮮やかなオレンジ色の花が美しい「ワスレグサ(忘れ草)」ですが、目で楽しむだけではなく漢方としても使われています。
解熱や利尿作用があると言われています。
気になる方は、漢方の専門医にお尋ねください。
まとめ
オレンジ色の大きな花が特徴的な、「ワスレグサ(忘れ草)」についての解説でした。
元気を出したい・気分転換をしたい時には、はつらつと咲いている「ワスレグサ(忘れ草)」を思い出してみてください。