「ヒナソウ(雛草)」はアカネ科「ヒナソウ」属(ホウットニア属)の多年草です。
北アメリカ原産で、砂地の日当たりの良い草原に自生します。
草丈は低く這い広がり、花は白または青紫の花弁を4枚つけて咲きます。
花期は3月から5月です。
今回は、「ヒナソウ」の花言葉について解説します。
「ヒナソウ(雛草)」の花言葉
「寛大な愛」「逢える幸せ」「甘い思い出」「おとぎの国の夢」といいます。
良い意味の言葉が揃っており、雰囲気や趣味が合う相手への贈り物に向きます。
「寛大な愛」
花を多数咲かせ、這い広がる様子を、大地を包み込む愛情に喩えた花言葉です。
大きな愛で全肯定してくれる親へ贈るのに向きます。
神の愛として教会に植えるのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、恋愛の場面です。
恋愛における愛は、世界でたった1人に向いた狭く深いもので、「寛大な愛」の広く受け容れるイメージとは逆です。
「逢える幸せ」
多数の花が咲く様子が、多くの人が集まるパーティーのように見える事から付いた花言葉です。
逢うと嬉しい恋人や友人へ贈るのに向きます。
交流目的のパーティーのディスプレイにも良いでしょう。
有名芸能人のディナーショーの宣伝イメージにも使えます。
この花言葉が合わないのは、デート内容に不満を持っている恋人です。
「一緒にいるだけで嬉しい」と言われても、そこに胡座をかいていてはいけません。
「甘い思い出」
花一杯の「ヒナソウ」の姿から付いた花言葉です。
幼少時、花の溢れる野で戯れ遊んだ思い出のイメージです。
ひな祭りを祝って貰ったイメージでも花言葉に合います。
幸せな思い出を共有する相手へ贈るのに向きます。
この花言葉が合わないのは友人です。
思い出は共有していても、甘さは難しいでしょう。
「おとぎの国の夢」
鉢の上に広がり花を咲かせる「ヒナソウ」は、おとぎ話の花畑を語り手視点から眺めているようです。
その花畑に小動物や妖精などが遊び戯れるイメージから付いた花言葉です。
メルヘンチックなものが好きな人へ贈るのに向きます。
この花言葉が合わないのは、現実的なものの方が好きで、メルヘンやファンタジーは矛盾点が気になり楽しめない人です。
人の好みはそれぞれです。
勧めるのは構いませんが、押しつけるのはやめましょう。
まとめ
「ヒナソウ」は小さく可愛らしい花です。
花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。
花を一層彩り良く見せてくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。