「ハコネウツギ(箱根空木)」という名前の植物をご存知でしょうか。
「ハコネウツギ(箱根空木)」は、スイカズラ科タニウツギ属の落葉低木です。
「ウツギ(ウツギ)」の仲間ではありませんが、「ウツギ(空木)」と同じく、木の幹の中が空洞になっており、6月頃に最初は白い花を咲かせます。
そして、花は成長するにつれて薄いピンクになり、最終的には濃いピンクから赤紫のような色味に変わっていくのです。
今回は、そんな「ハコネウツギ(箱根空木)」の花言葉について詳しくみていきましょう。
「ハコネウツギ(箱根空木)」の花言葉
少しずつ花の色が変わっていくことで、様々な表情の花を楽しめる「ハコネウツギ(箱根空木)」。
ここでは、「ハコネウツギ(箱根空木)」の花言葉を4つご紹介します。
「夢心地」
白からピンク、赤紫へと、その成長過程で色を変えていく「ハコネウツギ(箱根空木)」に相応しい花言葉です。
白とピンクの花が入り混じって咲く姿は、まさに夢のような美しさを放っています。
「移り気」
「移り気」であることも、魅力の一部なのかもしれません。
表情がくるくると変わる少女のように愛らしい「ハコネウツギ(箱根空木)」は、いつでも見る人を魅了すること間違いありません。
「秘密」
こちらは、「ウツギ(空木)」とお揃いの花言葉になります。
空洞の幹の中に、どんな秘密が隠されているのでしょうか。
それは、「ハコネウツギ(箱根空木)」だけが知っています。
「人の魅力を引き出す」
「ハコネウツギ(箱根空木)」は、見ている人々の心を和ませ、豊かな気持ちにさせてくれるような花です。
もしかすると、見る人の心の美しさも映し出してくれているのかもしれません。
「ハコネウツギ(箱根空木)」の花言葉の由来
花言葉は、植物や花の特徴や雰囲気、言い伝えなどにちなんで、大切な人に思いを伝えるためにつけられたものです。
「ハコネウツギ(箱根空木)」の場合も、花の色が移り変わっていくという特徴に由来して「移り気」や「夢心地」といった花言葉がつけられています。
「秘密」は、木の幹が空洞であるという部分に由来している花言葉です。
このように、花言葉の由来に思いを馳せてみるのも楽しいものです。
「ハコネウツギ(箱根空木)」の豆知識
「ハコネウツギ(箱根空木)」は、日本全国に生息しています。
しかし、名前にもある「箱根」には、少ししか自生していません。
また、白い花と赤い花が一緒に咲くように見えることから、「ゲンペイウツギ(源平空木)」とも呼ばれています。
まとめ
今回は、「ハコネウツギ(箱根空木)」の花言葉についてお伝えしました。
この花の花言葉が気になったときには是非、こちらの記事をチェックしてみてください。