「青いデイジー」は、キク科ヒナギク属の青花品種です。
デイジーの色は、白、赤、紫で、青い色素は持たず、現在では存在しない花となります。
「ブルーデイジー」という花がありますが、デイジーとは同科別属です。
「青いデイジー」の生花に触れる事はできませんが、着色や画像加工などで、利用出来る機会は充分あります。
今回は、「青いデイジー」の花言葉について解説します。
「青いデイジー」の花言葉
「美人」「希望」「幸運の兆し」「恵みの雨」などがあります。
良い意味の花言葉が揃い、悪い意味もないため、贈り物に向きます。
「美人」
デイジーに共通する花言葉です。
花の美しさを表す花言葉ですが、森の妖精「ベリデス」の物語も由来になっています。
昔、妖精ベリデスが恋人とダンスして楽しんでいたところ、果樹園の神「ベルタムナス」が一目惚れしました。
強烈なアプローチに逃げられないと悟ったベリデスは、デイジーの花に姿を変えたのです。
ベルタムナスを一目惚れさせる美しさから「美人」、デイジーに姿を変え、身を守った事から「純潔」という花言葉が付いています。
美しい人へ贈ったり、メッセージアイコンなどに向きます。
「希望」
デイジーを種から育てた時、春頃に丁度咲き始める事から付いた花言葉です。
また、「青いデイジー」が、種苗家の努力でいつか開発出来るという意味もあります。
希望は夢よりずっと身近な、操作できる未来です。
飲食店の注文も希望ですし、就職したいと会社に伝えるのも希望です。
つまり希望は、大きな夢への階段とも言えるでしょう。
何かしら意向を告げるメッセージに添えたり、卒業など将来ある人へのお祝いに向きます。
「幸運の兆し」
「青いデイジー」固有の花言葉です。
青はヨーロッパで「幸せの色」とされますが、いずれ現れる「青いデイジー」はその予兆だけがある状態です。
幸せな事というのは、それが起きる時よりも、起きる前の方が幸せなものです。
日曜よりは金曜を楽しみにする人が多く、飲食店で一番ワクワクするのはメニューを見ている時、株価は材料が出た瞬間に下がります。
訪れていなくても、その嬉しい気持ちは本物です。
親しい人へ、幸運を祈り贈るのに向く花言葉です。
「恵みの雨」
幸運によってもたらされる恵み、その前段階にあるのは、大地を潤す雨です。
いずれ現れる「青いデイジー」とイメージが合う花言葉です。
雨は必ずしも幸せな結果をもたらすとは限りません。
農作業していても、降って欲しくない時はあるでしょう。
何かが恵みになるかどうかは、準備次第です。
受験や仕事など、頑張る人を応援するメッセージへ添えるのに合う花言葉です。
まとめ
「青いデイジー」は、夢のある花です。
花言葉を知れば、より待ち望む気持ちも生まれるでしょう。
花を一層身近に感じさせてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。