「ペンステモン」は、オオバコ科イワブクロ属(「ペンステモン」属)の多年草の総称です。
アメリカ大陸原産で、園芸品種として流通しています。
花色は白、赤、ピンク、紫色、形は釣り鐘形や管形で、花期は6月から7月です。
今回は、「ペンステモン」の花言葉について解説します。
「ペンステモン」の花言葉
「あなたに見とれています」「美しさへの憧れ」「勇気」「失った愛情」があります。
良い意味と悪い意味が混ざるため、贈る時は意味を伝えるか他の花と合わせるなど工夫しましょう。
「あなたに見とれています」
釣り鐘形の花が、物言いたげにこちらを向いている事から付いた花言葉です。
一方、その花の美しさから、こちらが見とれるという意味でも合います。
見とれるような美しさの友人や恋人へ贈るのに向きます。
見とれるような手際で仕事を片付ける同僚にも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、関係が浅い人です。
「監視している」という意味になり、怖がらせてしまいます。
「美しさへの憧れ」
こちらも横を向いた花のイメージから付いた花言葉です。
美しい誰かを見て、憧れの溜息をつくかのようです。
この花言葉は、美を追究する芸術家へ贈るのに向きます。
自然美を取り戻すため、植林する人にも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、美的感覚に欠ける人です。
個性はそれぞれです。
趣味の領域は、口を挟んでも良い事はありません。
「勇気」
重さに垂れ下がるでもなく、ピンと伸びた茎に咲く花姿からイメージ出来る花言葉です。
勇気があり、ちょっとした親切や人助けにも躊躇いがない友人や恋人へ送るのに向きます。
個人経営の飲食店へ、一瞬の躊躇いもなく入られる人にも合います。
自宅に植えて、「花が咲いたら告白する」など、勇気が出せなかった事を思い切るきっかけにするのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、無意味な度胸試しをしたがる人です。
これは、人に注目して欲しいという欲求で、勇気とは別のものです。
「失った愛情」
花がうつむき加減で、失恋して落ち込む様子をイメージして付けられたものです。
一方、宿根草の性質があり、地上部が枯れてなくなる時期がある事からも意味が合います。
失恋した友人を慰める時贈るのに向くでしょう。
この花言葉が特に合わないのは、独立前の子供です。
こういう親の冗談を、子供の柔らかい感性はまともに受け取ります。
まとめ
「ペンステモン」は個性的で美しい花です。
花言葉を知れば、より興味が深まるでしょう。
花との距離を縮めてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。
