「白いロベリア」は、キキョウ科ロベリア属の一年草です。
多くの園芸品種があるロベリアですが、花色によっても印象が大きく異なるため色別の花言葉が付いています。
今回は「白いロベリア」の花言葉について解説します。
「白いロベリア」の花言葉
「奥ゆかしい態度」「貞淑」といいます。
控えめで好ましい親しい人へ贈るのに向きます。
「奥ゆかしい態度」
ロベリアは株をすっかり覆うほど多くの花が咲く、主張の激しい花ですが、1つずつの花は小さく控えめです。
更に、色による主張もない白い花のイメージから付いた花言葉です。
奥ゆかしいというのは、単に控えめなだけではなく、それによって心が惹きつけられる様子を指します。
人間、人に注意を向けて貰いたい時は、大声を出し自己主張するものです。
ですが、自分が思う以上にその姿は反感を与えるものです。
「目立ったもの勝ち」「悪名は無名に勝る」というスタンスもありますが、SNSで情報共有される時代、悪名は原型を留めたまま残り続けます。
従って、「奥ゆかしい態度」でいるのは、基本的な姿勢として大切でしょう。
奥ゆかしさに好感が持てる相手へ贈ったり、自分の身に付けようと飾るのに向きます。
「貞淑」
こちらも白い花の控えめな印象と、相手の色が付いていないイメージから付いた花言葉です。
「貞淑」の意味は、古くは女性の操か固く淑やかなこと、とされます。
別に浮気して良い性はない筈で、操の部分は大半の人が普通持っている性質と言えるでしょう。
落ち着いて上品な雰囲気の人という程度のイメージで良いでしょう。
上品さは大切な要素です。
「お高く留まっている」という表現がありましたが、「露悪的な行動にこそ真実がある」という、昔の価値観によるもので、合理性はありません。
上品さは人への敬意の表れで、敬意は基本的に誰にでも向けられるべきものです。
その上で、敬意に値しない相手だと判断する事があれば、初めて見下して粗雑な扱いをするという流れでしょう。
「貞淑」という花言葉は、振る舞いが物静かで上品な親しい人へ贈り、好意を伝えるのに向きます。
そうでない人に、態度を改めて欲しいと思って贈るのはやめましょう。
価値観に関わる指摘は、皮肉から入るよりも、素直に話した方が受け容れられやすいものです。
まとめ
「白いロベリア」の花言葉は「奥ゆかしい態度」「貞淑」です。
いずれも近い意味の言葉で、上品さがあり、控えめで好ましい人へ贈るのに向きます。
花を一層身近に感じさせてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。