「ツルマンネングサ(蔓万年草)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ツルマンネングサ(蔓万年草)」の花言葉とは? 花言葉

「ツルマンネングサ(蔓万年草)」は、ベンケイソウ科マンネングサ属の蔓性の多肉植物です。

中国、朝鮮半島原産で、日本にも古くから帰化しています。

乾燥に強く、道端や河川敷でも生育し、種は日本では通常作りませんが、栄養繁殖で容易に広がります。

花は5弁の黄色く綺麗な星形で、花期は6月から7月です。

今回は、「ツルマンネングサ」の花言葉について解説します。

「ツルマンネングサ(蔓万年草)」の花言葉

「静寂」「私を思って下さい」「枯れることのない愛」があります。

蔓性のマンネングサ属(セダム)全般の花言葉と重複します。

しっとりとした良い意味が揃い、落ち着いた関係の恋人や配偶者へ贈るのに向くでしょう。

逆に明るく賑やかな関係性やお祝いなどには少々場違いになります。

「静寂」

別名の「セダム」は、学名から付いたものですが、ラテン語の「セデレ(座る)」が由来です。

これは、「ツルマンネングサ」が、蔓性なので茎が立ち上がらない事から付いた名です。

立ち歩いて騒がず、座ってお行儀良く静かにしているイメージから付いた花言葉です。

同じ由来で「落ち着き」という花言葉も付いています。

物静かで言葉数の少ない友人や恋人などに贈るのに向きます。

静音機能付きの電子楽器や、映画館でも静かに食べられる濡れ煎餅の商品イメージにも良いでしょう。

つい騒いで怒られやすい時、「ツルマンネングサ」をスマホの待ち受けにして、都度自問するのにも使えます。

この花言葉を贈るのに合わないのは、ゆっくり話す人です。

静かに感じたとしたら、あなたが話の腰を折っているだけの可能性があります。

「私を思って下さい」

丈夫な「ツルマンネングサ」は、放っておいてもそうそう枯れる事はなく、むしろ勝手に増えてしまいます。

つい存在を忘れて放置しがちですが、花は星を思わせるきらびやかなものです。

忘れられやすいけれど、忘れてほしくない、そんな花の気持ちを連想した花言葉です。

同じ由来で「記憶」という花言葉もあります。

ふと思い出したタイミングで、恋人へ贈るのに向きます。

この花言葉が難しいのは、頻繁に会えている相手です。

健気と思われるか、煩わしいと思われるかは、相手次第です。

「枯れることのない愛」

簡単には枯れない丈夫な「ツルマンネングサ」の性質から付いた花言葉です。

特に物理的な傷に強く、ちぎれ落ちただけの葉から根付く事もあります。

プロポーズや、結婚記念日の贈り物などに向きます。

この花言葉が合わないのは、普段の愛情表現が足りない場合です。

「いや、枯れてるでしょ」と言われない程度には、普段から愛情は表明しておきましょう。

それが億劫な場合は、もう少しあっさりした意味の花を贈りましょう。

まとめ

「ツルマンネングサ」は、有り触れた、見過ごしやすい草です。

花言葉を知れば、興味が湧き花の時期に気付く事も出来るでしょう。

風景に色を足してくれる花言葉を、是非心に留め置いて下さい。

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