「白いジギタリス」は、オオバコ科ジギタリス属(キツネノテブクロ属)の白花品種です。
すっかり白い花もあれば、内側に紫色の斑が付くものもあります。
直立した花茎へ、ベル型の花がぎっしり並んぶ特徴的な姿で咲きます。
今回は「白いジギタリス」の花言葉について解説します。
「白いジギタリス」の花言葉
「誠心誠意」「健康的」といいます。
いずれも良い意味で、親しい人へ好意を伝える贈り物になります。
ただし、ジギタリスは毒草としても知られ、そちらのイメージを持つ人も多いため、花言葉ははっきり伝え、贈る意図は明らかにしましょう。
口に入れてしまうような、小さな子供がいる相手に贈ってはいけません。
「誠心誠意」
白を心の色とし、邪念や悪意に染まっていない事、そんな澄んだ心がずらりと並んでいる連想から付いた花言葉です。
「誠心誠意」相手に伝えたい時、どんな言葉もあまり意味はありません。
今までその相手に対してどれだけの信頼を築いていたか、逆に不信感を与えていなかったか、という答え合わせのようなものです。
それでも「誠心誠意」伝えたいと思ったとして、それが本当に真心からのものか、省みるべきでしょう。
結局都合の良い返事が欲しいだけなら、「誠心誠意」よりも損得で交渉した方が建設的です。
「誠心誠意」という花言葉は、普段の心がけとしてスマホの待ち受けにするのに向きます。
正直に商売するという意味で、店のディスプレイにも合います。
「健康的」
「ジギタリス」は、毒草として知られる花です。
毒というと恐ろしいもののようですが、人間の生理的な作用に影響を与えるものという事です。
作用の程度が甚だしいと、許容範囲を超え人体に害を与えますが、ごく少量なら人体をコントロール出来ます。
これが薬であり、毒と薬は量で線を引かれているだけなのです。
「白いジギタリス」は、白が持つ「悪意のない善なるもの」のイメージから、薬の側面を表す「健康的」という花言葉が付けられたのです。
具体的には、打ち身や切り傷、心不全などに効能が認められましたが、現代では化学合成した薬品に切り替わっています。
「健康的」という花言葉は、健康でいて欲しい親しい人へ贈ったり、「健康的」で美しい人へ好意を伝えるのに向きます。
まとめ
「白いジギタリス」の花言葉は「誠心誠意」「健康的」といいます。
「ジギタリス」は毒草としても知られる花のため、贈る時は意図を正しく伝え、口に入れてしまうような幼い子供がいる人は避けましょう。
花を身近に感じさせてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。