「白いタンポポ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「白いタンポポ」の花言葉とは? 花言葉

タンポポというと黄色い花を咲かせる植物であるイメージが強く、現在日本で見かけることが多い黄色いタンポポは明治時代以降に持ち込まれた外来種セイヨウタンポポがほとんどですが、「白いタンポポ」も存在します。

「白いタンポポ」とは日本の固有種であり、シロバナタンポポという名前がつけられています。

今回はこの「白いタンポポ」の花言葉について解説します。

「白いタンポポ」の花言葉

「白いタンポポ」の花言葉は「愛の神託」「真心の愛」「私を探して」「私を見つめて」です。

これらについて一つずつ紹介していきます。

「愛の神託」

「愛の神託」、そして次に紹介する「真心の愛」の花言葉は、どちらもタンポポに共通する花言葉です。

「愛の神託」もしくは「神託」という花言葉は、ヨーロッパにおいてタンポポが古くから恋占いに使われてきたことに由来します。

「好き、嫌い、好き、嫌い」と唱えながら綿毛を吹いていって、最後に残る綿毛が好きか嫌い、どちらになるかで恋占いを行ったといいます。

他にも綿毛の飛ばし方によって相手の心離れを憂うなどタンポポ、特にタンポポの綿毛が恋占いにおいて重要な意味を持ったことから「愛の神託」という花言葉がつけられました。

「真心の愛」

アメリカに伝わるタンポポにまつわる伝承があります。

それは南風が野原に佇む少女(タンポポ)に抱いた恋心にまつわる話なのですが、南風は自らの思いを少女に伝えることなく彼女を見続けた結果、少女はいつの間にか白髪の老婆になり風に吹かれて消えてしまった、というものです。

この話の南風の態度から「真心の愛」、また消えてしまった少女を指して「別離」という花言葉がつけられています。

「私を探して」「私を見つめて」

「白いタンポポ」、シロバナタンポポは日本固有種であり、本州の関東地方以西、九州で見られる植物です。

生息地が限られる上に、開花時期が2月から5月とほぼ1年を通して花を見ることができるセイヨウタンポポとは違いなかなか見かけることが少ない植物の一つです。

このようになかなか見ることができない植物であることから「私を探して」「私を見つめて」の花言葉がつけられたとされています。

「白いタンポポ」の豆知識

タンポポの名前は綿毛の様が、拓本をとる際に使う道具の一つタンポに似ていることからタンポ穂が転じて名付けられた、和楽器の一つ鼓に似ていることから、鼓を叩くタン、ポポの音から名付けられたなど諸説あります。

まとめ

タンポポには恋にまつわる花言葉が多くつけられています。

特に「白いタンポポ」にはたくさんの人がいる中でも自分だけを見ていて欲しい、あなたを思う自分を見つけて欲しいといった切なる思いが花言葉に込められています。

自分の気持ちにぴったりくる花言葉を選ぶ参考になさってください。

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