「ヤエザクラ(八重桜)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ヤエザクラ(八重桜)」の花言葉とは? 花言葉

桜餅のようで可愛らしい「ヤエザクラ(八重桜)」は、バラ科サクラ属のサクラの八重咲き品種です。

野生種の「オオシマザクラ」「ヤマザクラ」などを合わせた栽培品種のうち、八重咲きになったものの総称です。

ここでいう八重咲きとは、「花弁が多い事」を意味します。

「八」「多くの数」を意味し、具体的な数字の意味はありません。

「ヤエザクラ」は、一重のサクラよりも多い、6枚以上の花弁を付けて咲く花を指します。

100枚を超えると「菊咲き」または「キクザクラ(菊桜)」と呼ぶ事もありますが、八重咲きの一種です。

今回は、「ヤエザクラ」の花言葉について解説します。

「ヤエザクラ(八重桜)」の花言葉

「豊かな教養」「理知」「淑やか」「善良な教育」といいます。

いずれも人を形容する良い意味の言葉が揃い、贈り物などに向くでしょう。

一方、お見舞いや不幸な場面には、失礼にはならないものの、見当違いな意味になります。

「豊かな教養」

花弁の1枚を、知識のそれぞれに喩えた花言葉です。

薄いピンクの花弁は、富には上品過ぎ、美は盛れば良いものではなく、教養は適度な喩えと言えます。

教養豊かで、発想や会話の引き出しの多い人へ贈るのに向く花言葉です。

この花言葉が合わないのは、教養という概念が理解出来ていない人です。

学校の勉強の事と早合点して、「社会では役に立たない」という話を延々し始め、建設的な会話になりません。

一方、現在の知識が乏しくても、好奇心旺盛で学習意欲の高い人には向きます。

「理知」

豊かな教養が根底にあって、初めて出来るのがこの「理知」です。

教養に裏付けられた理性と知恵を備え、判断が的確な人へ贈るのに向く花言葉です。

公正な裁判官などにも向きます。

この花言葉が合わないのは、身近な人の意見を鵜呑みにし、感情的反応しか出来ない人です。

理性からも知恵からも改善が難しい状態です。

「淑やか」

葉の緑も合わせた控えめな色と、複雑でエレガントな花の姿から付いた花言葉です。

「豊かな教養」が下地にある淑やかな振る舞いとしても意味が合います。

上品で物腰が柔らかく、一方で自分をしっかり持っている人に向く花言葉です。

「善良な教育」

サクラに共通する花言葉です。

初代アメリカ大統領「ジョージ・ワシントン」が子供の頃、父の桜の木を切ってしまい、これを素直に申し出たところ、叱られず逆に正直さを褒められたというエピソードに拠ります。

実際の話ではなかったようですが、有名な人物には、しばしばこういう後付けの伝説が付け足されるものです。

日本で言えば、聖徳太子や弘法大師などに良く起きる現象です。

適切に教育してくれた両親や恩師へ贈るのに向く花言葉です。

子供に対し、良い教育を心がけるため、庭に植えるのも良いでしょう。

まとめ

一重の「ソメイヨシノ」と比べると、「ヤエザクラ」は格が落ちると思う人もいるかも知れません。

花言葉を知れば、その美しさを改めて認識出来るでしょう。

花を彩り良く見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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