「ヤエムグラ(八重葎)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ヤエムグラ(八重葎)」の花言葉とは? 花言葉

「ヤエムグラ(八重葎)」は、アカネ科「ヤエムグラ」属の越年草です。

日本在来種で、ユーラシア、アフリカに分布し、藪や荒れ地、道端などに生育します。

花は小さな黄緑色で、花期は5月から6月です。

果実には鉤状の毛が生えており、動物の身体や衣類などにくっつき、生息域を広げるいわゆる「ひっつき虫」としての性質を持ちます。

今回は、「ヤエムグラ」の花言葉について解説します。

「ヤエムグラ(八重葎)」の花言葉

「抵抗」「拮抗」「逞しい生命力」と言います。

良い意味の言葉と、あまり良いイメージで使われない言葉が混じります。

何かしら波長が合う親しい相手へ、ユーモアを込めて贈るなら良いでしょう。

「抵抗」

「ヤエムグラ」は茎が細く、1本で自立する事はできません。

このため、葉や茎に多くのトゲが生えており、これで他の植物や他の「ヤエムグラ」に引っかかりながら立ち上がります。

トゲは頑丈で、衣類をほつれさせたり、素肌に触れればひっかき傷を作る事もある程です。

「ヤエムグラ」の藪が出来ていたら、なかなか入り辛いものになります。

このように、抵抗する力が強く簡単には扱えないところから付いた花言葉です。

社会の価値観に反逆するような作品作りが特徴の、映画監督へのファンレターへ添えるに向きます。

過ぎゆく流行に抵抗し、古いファッションを続けた結果、自分のスタイルとして認められる程になった人にも良いでしょう。

抵抗器などの電子部品を作る会社のシンボルにも使えます。

この花言葉が合わないのは、何か言われると反射的に反対するだけの人です。

抵抗であるかどうか以前に、関わる価値がありません。

「拮抗」

こちらもトゲが引っかかる性質から付いた花言葉です。

絡み合った「ヤエムグラ」同士が、力が拮抗して立ち上がったり、服に派手にトゲが引っかかり、外すに外せなくなった状態からイメージされたものです。

「ヤエムグラ」のトゲは小さいですが鉤爪状になっており、正しい方向で引かないと深く食い込むだけです。

力が拮抗しているライバルへ、対決の意図を伝える時に添えるのに向きます。

頭に複数の考えが浮かび、動けなくなった時、散歩して「ヤエムグラ」を眺めれば、トゲを外すように妙案が浮かぶ事もあるでしょう。

「逞しい生命力」

グイグイと茎が絡み、なかなか離れない逞しさから付いた花言葉です。

活力に溢れ元気な人へ贈るのに向きます。

一方、病気がちな人へ、元気づけるために贈っても良いでしょう。

関係があまり良くない対立関係の相手に対しては、「しぶとくて忌々しい」というニュアンスが出るため、挑発の時以外には向きません。

まとめ

「ヤエムグラ」は単に邪魔なだけでなく、危険な場合もあり、嫌われやすい草です。

花言葉を知れば、興味が深まり、単なる雑草以上の発見も出来るでしょう。

植物を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

タイトルとURLをコピーしました