「ムラサキゴテン(紫御殿)」という花をご存知でしょうか。
「ムラサキゴテン(紫御殿)」は、メキシコ原産、ツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草です。
今回は「ムラサキゴテン(紫御殿)」の花言葉と由来について、詳しく見ていきましょう。
「ムラサキゴテン(紫御殿)」の花言葉
ピンク色の小さな花が咲く「ムラサキゴテン(紫御殿)」の、3つの花言葉をご紹介します。
「優しい愛情」
ピンク色の小さな花の姿が、「優しい愛情」の由来とされています。
「ムラサキゴテン(紫御殿)」は、2㎝ほどの小さい花がいくつも咲きます。
葉と茎が紫色なので、紫の中にポツポツと顔を出している小さなピンク色の花がとても愛らしい植物です。
「誠実」
小さいながらも健気に咲いている花の様子が、「誠実」の由来とされています。
「ムラサキゴテン(紫御殿)」の開花時期は、7〜10月頃です。
朝に咲いて昼にはしぼんでしまいますが、暑い時期には毎日花を咲かせる力強い植物です。
「変わらぬ愛」
葉と茎の色が、成長しても変わらない美しい紫色であることから、「変わらぬ愛」という花言葉が生まれました。
名前に紫という言葉が入っている通り、「ムラサキゴテン(紫御殿)」は葉と茎が紫色です。
小さなピンク色の花も可愛いのですが、紫色の葉と茎も存在感がありとても綺麗です。
花が咲く前は、美しい紫色の姿を楽しませてくれる植物です。
「ムラサキゴテン(紫御殿)」の名前の由来
紫色の葉と茎が豪邸のように立派であることから、「ムラサキゴテン(紫御殿)」という名前がつけられたと言われています。
その姿は、落ち着きのある上品な美しさがあります。
紫は高貴な色とされているため、全体的に紫色をしている「ムラサキゴテン(紫御殿)」の姿が、「御殿」のように見えたのではないかと考えられます。
「ムラサキゴテン(紫御殿)」の豆知識
「ムラサキゴテン(紫御殿)」には、「パープル・ハート」という可愛らしい呼び名があります。
紫色の葉から顔を出す、ピンク色の小さな花がハートのように見えるため、「パープルハート」とも呼ばれています。
生花店によっては、「パープルハート」という名前で販売されていることもあるので、「ムラサキゴテン(紫御殿)」の名前と併せて覚えておくことをおすすめします。
まとめ
小さなピンク色の花と紫色の葉が美しい、「ムラサキゴテン(紫御殿)」についての解説でした。
どこかで見かけた時は、可愛らしいピンク色の花を探してみてください。