「ミヤマコゴメグサ(深山小米草)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ミヤマコゴメグサ(深山小米草)」の花言葉とは? 花言葉

「ミヤマコゴメグサ(深山小米草)」はハマウツボ科コゴメグサ属の一年草です。

高山植物でもあります。

コゴメグサの仲間は小さく白い花を付けるという特徴があり、それが米粒をイメージさせたことが名前の由来となりました。

また名前の「ミヤマ」は山深くに生えるものであることを意味しています。

さて、「ミヤマコゴメグサ(深山小米草)」の花もまた例に漏れず白いもので、大きさは1cmほどです。

花の形は一言で形容しにくいユニークなものですが、大ざっぱに鐘のような形をしています。

横向きに付くことが多く、上側に付く花びらはしばしば淡い紫色になり、下側に付く花びらは扇のように大きく広がることが多いです。

また花の中央に近い部分には黄色い斑点が1つあるほか、花びらに紫の筋が入ることも少なくありません。

開花期は7〜8月です。

「ミヤマコゴメグサ(深山小米草)」の花言葉

「ミヤマコゴメグサ(深山小米草)」の花言葉は「献身」です。

仲間のツクシコゴメグサも同じ花言葉を持ちます。

一方、コバノコゴメグサなど花言葉のない仲間も存在するようです。

ともあれ、この花言葉が付いた理由については何も分かっていません。

しかし花言葉自体はポジティブなもので、特に日本においては好まれやすいものだと言えるでしょう。

とはいえ市場において取り扱いがあるわけでもなく、園芸種として栽培されているわけでもないので入手は困難。

贈り物とすることもまた困難でしょう。

言い換えれば、生で見られたなら幸運だということでもあります。

「ミヤマコゴメグサ(深山小米草)」の豆知識

「ミヤマコゴメグサ(深山小米草)」は日本固有種で、山形県から滋賀県の山地、特に亜高山帯〜高山帯の乾燥した草地にて見ることが可能です。

また中部地方の北アルプスには比較的多く分布しています。

人間との関わりがほとんどない野の花ですが、絶滅危惧種に指定されているようなものではありません。

また比較的知られている仲間としてはアイブライトがあります。

これはセイヨウコゴメグサ(ヤクヨウコゴメグサ)とも呼ばれるもので、主にハーブティーとして利用されるようです。

味にあまりクセがなく、目のトラブルや炎症などに良い効果があるとされています。

まとめ

「ミヤマコゴメグサ(深山小米草)」はコゴメグサ属の一年草です。

高山植物の一種でもあり、特に中部地方の北アルプスにて多く見られます。

花はユニークな形をした白く小さなもので、花言葉は「献身」

入手困難な花なので贈り物にするよりは、野で見て愛でるものだと言えます。

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