「ミヤマザクラ(深山桜)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ミヤマザクラ(深山桜)」の花言葉とは? 花言葉

「ミヤマザクラ(深山桜)」は、バラ科サクラ属の落葉樹です。

「サクラ」基本野生種の9種類のうちの1つで、「サクラ」の中でも原始的な品種です。

海外では中国、朝鮮半島、極東ロシア、国内では北海道から九州に分布し、山地の上部から亜高山帯に生育します。

花は直径1cm程と小ぶりで、白い花弁が5枚、多数の雄しべが伸びます。

花期は5月から6月です。

今回は、「ミヤマザクラ」の花言葉について解説します。

「ミヤマザクラ(深山桜)」の花言葉

「あなたに微笑む」「純潔」「淡泊」「精神美」などがあります。

いずれも良い意味なので、親しい人への贈り物や、一緒に見に行くのに向きます。

「あなたに微笑む」

ほとんど人の通らない深い山で、多くの花を咲かせた「ミヤマザクラ」は、登山客に微笑みかけるようです。

「優れた美人」「壮大な美しさ」という花言葉も近い由来で付いています。

微笑みが魅力的な人へ贈るのに向く花言葉です。

運命の女神が微笑むイメージで、受験などに挑む人にも向きます。

この花言葉が合わないようで合うのは、笑顔を全く見せない人です。

花言葉はしばしば主語が不明瞭になるため、この場合「花があなたに微笑んでいますよ」という解釈で問題ありません。

「純潔」

白い花の純真無垢なイメージから付いた花言葉です。

一方、サクラはしばしば日本神話の女神「コノハナサクヤヒメ」と結びつけられます。

彼女が夫に不義を疑われた時、誓約して燃える産屋で無事に出産し、貞節を証明した事も花言葉のイメージと合います。

心根が純粋で、行いが正しい人に向く花言葉です。

「淡泊」

こちらも白い花のイメージから付いたものです。

赤みが差す事もなく、真っ白で小さい花は、サクラの中でもあっさりした印象があります。

あっさりした性格で、付き合いは良いけれど深入りせず、トラブルもその場で終わらせ、後に愚痴を言う事もない人へ贈るのに向く花言葉です。

この花言葉が合わないのは、物事に長くこだわり、行動や意見は友人と一緒でないと気が済まず、メッセージが頻繁で少しでも返信が遅れると不機嫌になり、隠し事は許さないなど、何かとベタベタする人です。

どちらが良いという事ではありませんが、淡白ではありません。

「精神美」

華やかに咲いて潔く散る様子を表した花言葉です。

「心の美しさ」「神秘な心」「高尚」などの花言葉もあります。

精神が美しく気高い人へ贈るのに向く花言葉です。

創作で誇り高い武人などのキャラクタイメージに使えます。

まとめ

「ミヤマザクラ」は、サクラの中では鑑賞価値が低いとされがちですが、山の中で出会えばその美しさは格別です。

花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。

花をより鮮やかに見せてくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。

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