「八重咲きのチューリップ」は多くの花びらを持ち、バラのような形の花を付けます。
一般的なチューリップと比較するとよりボリューミーで華やかな雰囲気があり、高級感もあることから人気は高く、各地の花壇やフラワーショップなどで見ることができるでしょう。
代表的な品種としてはバラそっくりの花形を持つアンジェリケや色合いが鮮やかなモンテカルロなど。
他にも数多くの品種が開発されており、色に関しては青以外のほとんどのものが存在すると言われているほどです。
「八重咲きのチューリップ」の花言葉
チューリップの花が八重咲きであること自体には、意味や花言葉などは与えられていません。
よって「八重咲きのチューリップ」の花言葉は、その色や本数によって大きく変わります。
例を挙げると赤色のチューリップの花言葉は「愛の告白」、黄色のチューリップの花言葉は「正直」「名声」、白色のチューリップの花言葉は「新しい恋」といった具合です。
また本数別の意味は1本が「あなたが運命の人です」、3本が「愛しています」、12本が「恋人(妻)になってください」など。
加えてモンテカルロなど一部の品種は個別の花言葉を持っていることがあります。
例えばアンジェリケは「夢」、モンテカルロは「名声」「高貴」です。
こだわりだすと大変なので、シンプルにチューリップ全般の花言葉である「思いやり」や「博愛」といった意味を込めるのも良いでしょう。
「八重咲きのチューリップ」の豆知識
全てのチューリップは大きく15のカテゴリに分類されます。
これはオランダ王立球根協会により制定されたもので、開花時期や花の咲き方、大きさなどが分類の決め手です。
そして「八重咲きのチューリップ」は主に八重早咲き系や八重遅咲き系に分類されます。
八重早咲き系は花持ちが良いのが特徴。
一方、八重遅咲き系は40～60cmとなかなかの大きさに成長します。
ちなみにチューリップといえばオランダというイメージが一般的ですが、チューリップの原産地はトルコです。
まとめ
「八重咲きのチューリップ」は華やかでボリューミーな、バラに似た花を付けるのが特徴。
贈り物や観賞用として人気が高く、今までにたくさんの品種が開発されてきました。
しかし「八重咲きのチューリップ」特有の花言葉はなく、花言葉はその色や本数によって決まります。
また一部の品種には独自の花言葉が与えられているようです。
