精緻な工芸品のような花がかわいい「ピンクの鈴蘭(スズラン)」は、キジカクシ科スズラン属のピンク色品種です。
ヨーロッパと日本に原種があり、日本では東北や北海道に多く見られ、花期は4月から5月です。
今回は、「ピンクの鈴蘭(スズラン)」の花言葉について解説します。
「ピンクの鈴蘭(スズラン)」の花言葉
「再び幸せが訪れる」「純潔」「謙虚」「愛らしい」があります。
スズランの花言葉と、「ピンクの鈴蘭(スズラン)」独自の花言葉が含まれます。
いずれも良い花言葉なので、意味が合う相手には贈り物に適しています。
一方、結婚式で使う場合、意味を考えると初婚にはあまり向きません。
「再び幸せが訪れる」
スズランに共通する花言葉です。
宿根草であるスズランは、地上部を枯らして地中で冬を越し、春に地上へ現れ咲きます。
その性質から付いた花言葉です。
良い事が立て続けに起きたり、再び同じ目標に向けて頑張る友人に贈るのに向きます。
リバウンドが得意なバスケットマンにも良いでしょう。
「純潔」
こちらもスズランに共通の花言葉です。
キリスト教の開祖イエス・キリストが処刑された時、聖母マリアが流した涙がスズランになったという伝説があります。
以来、スズランは聖母マリアのシンボルとされ、この花言葉もそれを反映したものです。
意味を広めに取り、行いが正しい友人に贈るのに良いでしょう。
「謙虚」
「純潔」同様、聖母マリアからイメージされた、スズラン共通の花言葉です。
実力がありながらスタンドプレイに走らず、チーム全体を支え勝利に導くプレイヤーに贈るのに向きます。
実績を上げてもそれを誇らず、ひたむきに努力を続ける同僚にも合います。
この花言葉が合わないのは、「自分の実力からすると大した事はしていない」というニュアンスで、褒め言葉を遠慮する人です。
こういう人は、「自信家」であり、ここぞと言うに時は、何も譲ってくれないので、気を付けましょう。
「愛らしい」
「ピンクの鈴蘭(スズラン)」固有の花言葉です。
「かわいらしい」も同じ由来で付きます。
スズランは形自体が大変愛らしいものですが、ピンク色だと更に愛らしくなります。
ピンクと言ってもほんのり色づく程度ですが、そこが一層控えめで愛らしい印象を強めます。
恋人に贈るのに向く花言葉です。
結婚して間のない配偶者にも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは子供です。
愛らしいという気持ちがあったとしても、有毒なので生花を与えてはいけません。
絵や写真なら問題ありません。
まとめ
「ピンクの鈴蘭(スズラン)」は色も形も可愛らしい花です。
花言葉を知っていれば、より納得出来るでしょう。
花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。