「ピンクのインパチェンス」は、ツリフネソウ科ツリフネソウ属(インパチェンス属)のピンク色品種です。
熱帯アフリカ原産で、高温多湿を好みますが、日陰の悪い所でも生育します。
花は一重咲きも八重咲きもあり、花期は5月から11月です。
今回は、「ピンクのインパチェンス」の花言葉について解説します。
「ピンクのインパチェンス」の花言葉
「強い個性」「私に触れないで」「鮮やかな人」「賑やか」といいます。
インパチェンスに共通する花言葉を含みます。
良い意味とあまり良くない意味が混じるため、贈る時は意図を明らかにしましょう。
「強い個性」
インパチェンスに共通する花言葉です。
咲き方は一重咲きや半八重咲き、八重咲き、バラのように見える事もあり、色は白から赤、オレンジ、複色もあり、種は莢が弾けて飛ぶ、という、色々な個性がある事から付いた花言葉です。
個性が強く、それを強みに人に真似できないような仕事で活躍する人へ贈るのに向きます。
人と違う事を恐れ、個性を出せない人には向きません。
「私に触れないで」
インパチェンスの莢に触ると、弾けて種を飛ばす様子を、他人を嫌がって拒絶する様子に喩えた花言葉です。
インパチェンスとしては種を飛ばすため、本当は触れて欲しいのでしょうから、あくまで比喩です。
他人を拒絶する意味なので、わざわざ誰かに贈り接触を持つのは矛盾しており、あまり使いどころがありません。
創作で、トラウマを抱え、人の愛を受け容れられないキャラクタなどのイメージには良いでしょう。
「鮮やかな人」
これが「ピンクのインパチェンス」固有の花言葉です。
赤の塗りつぶすような強烈さよりも、ピンクの柔らかく新鮮そうな色が並ぶ方が「鮮やか」というイメージに合うでしょう。
輝くような鮮やかな魅力を持つ人へ贈るのに向きます。
顔つきが暗く、くすんだような人には合いませんが、助言として贈るなら良いでしょう。
「賑やか」
こちらも「ピンクのインパチェンス」特有の花言葉です。
1つの株に複数の花が咲き、お喋りする友人や恋人同士のように見える様子から付いた花言葉です。
赤は賑やかというより、熱くなった会議場のようなうるさい場所、白は清楚で静かな人達と、「賑やか」とは少し違う印象になります。
朗らかで一緒にいると場が盛り上がる人へ贈るのに向きます。
物静かな人や、うるさい人、悪口で暗い盛り上がりになる人には向きません。
まとめ
「ピンクのインパチェンス」は様々な咲き方で、同じ種類の花と気付かない事もあるでしょう。
花言葉を知れば、それぞれの個性の中にある共通した性質も、楽しく観察出来るでしょう。
花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。
