「ツルナ(蔓菜)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ツルナ(蔓菜)」の花言葉とは? 花言葉

「ツルナ(蔓菜)」はハマミズナ科ツルナ属のつる性多年草です。

つる状の茎が地面を這うように伸びて葉を広げることからこの名が付きました。

原産地は日本と中国と考えられていますが、今では日本を含むアジア、オセアニア、南米などの沿岸部に広く分布しています。

主に沿岸部に自生しているのは、種を海流に乗せて広げるという生態を持っているためです。

しかしどういうわけか、海とはまったく関わりのない内陸部などでも自生していることがあります。

またヨーロッパでは野菜として栽培されているそうです。

日本でも戦前にはよく栽培されていたという話があります。

花は葉の根元に付く、直径数mmほどの小さいもの。

開花期は4~11月で、色は黄色です。

「ツルナ(蔓菜)」の花言葉

「ツルナ(蔓菜)」の花言葉は「おいしく食べて」です。

花言葉から連想される通り、「ツルナ(蔓菜)」は古くから様々な料理に使われてきました。

日本においてはおひたし、和え物、味噌汁、天ぷら、炒め物など。

海外においてはスクランブルエッグやスープ、ポタージュなどにするそうです。

おまけに胃に優しいうえ、βカロテン、ビタミンC、鉄分といった栄養も豊富なのだとか。

加えて天日干ししたものは胃炎や腸炎などに効く薬になるのだそうです。

「ツルナ(蔓菜)」の豆知識

「ツルナ(蔓菜)」は強い植物で、プランターでも比較的簡単に育てることができます。

理想を言うなら、日当たり、風通し、水はけ、水もちが良い環境において、肥沃な土で育ててやると柔らかい高品質なものが収穫できます。

しかしこんなにも手軽で栄養も豊富であるにもかかわらず、今の日本においては非常に珍しい野菜という立ち位置です。

市場で販売されることもありますが、特にネット通販ですと他の野菜とは比較にならないくらい高価。

買って食べ続けるということは難しいでしょう。

これには痛みやすいことや「ツルナ(蔓菜)」を食べる文化が広く根付いているわけではなく、採算が取れないということも少なからず関係していると思われます。

幸い種なら入手しやすく、またお値段もお求めやすいものとなっているので、興味があればぜひ育ててその味を確かめてみてください。

まとめ

「ツルナ(蔓菜)」は沿岸部に生えるつる性の植物です。

その葉は野菜として扱われることもあり、日本においてはおひたしや和え物、天ぷらなどに、海外においてはスクランブルエッグやスープなどに使われます。

また花は葉の根本に生えるとても小さなもので、色は黄色。

花言葉は「おいしく食べて」という食用植物らしいものです。

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