「ノビル(野蒜)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ノビル(野蒜)」の花言葉とは? 花言葉

身近な食べられる野草として知られる「ノビル(野蒜)」は、ヒガンバナ科ネギ亜科ネギ属の多年草です。

東アジアに広く分布し、日本では全域の山野、道端、畑の畦など日当たりの良い草地に生育します。

全体的にネギやニラと似た姿をしており、花は白に近い淡紅紫で、球状に密集して咲きます。

花期は、5月から6月です。

今回は、「ノビル」の花言葉について解説します。

「ノビル(野蒜)」の花言葉

「タフなあなたのことが好き」「胸の高まり」「よろこび」があります。

いずれも好意を伝える良い意味の花言葉で、恋人への贈り物などに向きます。

一方、公的な場で個人に贈るには合いません。

「タフなあなたのことが好き」

ニンニクに似た滋養強壮の効果がある「ノビル」の性質から付いた花言葉です。

気が付けば生えている丈夫な性質からもイメージ出来ます。

仕事も趣味も活動的で、疲れた様子を見せる事のない友人や恋人に贈るのに向く花言葉です。

多少のダメージではノックアウトされない格闘家にも良いでしょう。

どんなに長距離歩いても、爪が伸びていても破れない靴下の商品イメージにも使えます。

「ノビル」を食べて、タフさを身に付けようと心がけるのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、お見舞いです。

元気になって欲しいという意味だとしても、「タフではないから好きではない」と受け取られます。

弱っている時は、ネガティブに解釈しやすいものです。

「胸の高まり」

「ノビル」は古くから春の野草として親しまれており、『古事記』や『万葉集』にも記述があります。

そんな春に喜び高まる胸の内を表す花言葉です。

滋養強壮効果で元気になり、ドキドキするという意味からもイメージ出来ます。

顔を見れば胸が高鳴る相手へ告白するきっかけに向きます。

恋人へのメッセージに添えるのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、春だからこそ気分が沈んでいる人です。

五月病にせよ花粉症にせよ、時間が解決するので、今はやめましょう。

「よろこび」

こちらも古くから春の喜びと結びつけられていた事から付いた花言葉です。

長い冬の漬け物生活から、目にも鮮やかな香り高い「ノビル」は、格別だったでしょう。

春先、入学や就職から、順調に滑り出した友人や恋人に贈るのに向く花言葉です。

病気など、マイナスな事がない限り、通常は誰にでも合う花言葉です。

「ノビル(野蒜)」の豆知識

「ノビル」は野に生える食べられる野草ですが、他の種類の植物と間違える中毒事故が発生しています。

ヒガンバナ科の植物には、ネギやニラと似た葉で有毒な種があり、見分けが付きにくいものです。

その上人間は、一度大丈夫と思い込むと修正が効かないものです。

僅かでも疑問を持った時点で食べるのはやめましょう。

まとめ

「ノビル」は身近な野草です。

花言葉を知り、興味を持てば、その歴史の深さに触れる事も出来るでしょう。

植物を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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