「クサヨシ」はイネ科「クサヨシ」属の多年草です。
北海道から九州にかけて、海外では温帯域に広く分布し、日当たりの良い湿地や、中流域より下の川岸に生育します。
花期は5月から6月です。
今回は「クサヨシ」の花言葉について解説します。
「クサヨシ」の花言葉
「辛抱強さ」「忍耐」「不屈」があります。
良い意味の花言葉ですが、人によっては合わない意味になるので、相手を選ぶ必要はあります。
「辛抱強さ」
何処にでも生える性質からイメージされる花言葉です。
実際、南極大陸以外の全ての大陸でよく生えます。
辛抱強く努力して仕事や競技などで実績を出す友人や同僚に贈るのに向いた花言葉です。
業界の平均よりも長期に渡り存続している会社の創立記念ディスプレイにも向くでしょう。
自分の部屋に飾り、辛抱強さを身に付けようと心がけるのも良いでしょう。
この花言葉が向いていないのは、辛抱強さに欠けると自覚している人です。
「自分の事を分かっていない」と思われてしまうでしょう。
また、自分が面倒をかけている人に対しても良くありません。
「これ以上辛抱してお前の面倒を見ろという事か」と、不満を爆発させるきっかけになってしまいかねません。
「忍耐」
こちらも過酷な環境でも耐えて生える性質から、想像しやすい花言葉です。
忍耐強く事に当たる友人に向くでしょう。
激しい攻撃に耐え抜く格闘家へのファンレターに添えるのも良いでしょう。
簡単には外れないネジや、破壊に強い鍵などの商品イメージにも向きます。
何事か忍耐が必要な時、スマホの待ち受けにして見る度に気合いを入れ直すのも良いでしょう。
この花言葉が向いていないのは、理不尽に酷い目に遭っている人です。
忍耐は必要ですが、他人が言うような事ではありません。
助けられるならそちらを優先しましょう。
「不屈」
同じく過酷な環境でも屈さず生え広がる性質から付いたのでしょう。
不遇な時期もくじけずに作品を作り続け、ようやく日の目を見た芸術家の友人などに贈るのに向いた花言葉です。
粘り強く調査する探偵事務所や、顧客の資金が続く限り仕事を続ける弁護士事務所などのイメージとしても使えるでしょう。
困難に立ち向かっている時、「クサヨシ」を眺めて自分を元気づける事もできます。
向いていないのが、屈してしまい挫折感を抱いている人です。
立ち直るニュアンスよりも、屈しないニュアンスの方が強くなるため、慰めるには不向きです。
まとめ
「クサヨシ」は雑草としてあちこちに生えます。
花言葉を知っていれば、興味深く眺める事ができるでしょう。
有り触れた風景の解像度を高めてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。