「クサレダマ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「クサレダマ」の花言葉とは? 花言葉

「クサレダマ」はサクラソウ科オカトラノオ属の多年草です。

北海道、本州、九州、海外では中国、朝鮮半島、シベリア、樺太に分布し、山地や原野で自生が見られます。

花期は7月から8月です。

今回は「クサレダマ」の花言葉について解説します。

「クサレダマ」の花言葉

「純情」といいます。

大輪ではなく小さく黄色い花を複数付ける様子が、控えめながら純粋で溢れる情愛を抱く人に例えられたのでしょう。

学生時代の告白に贈るのに向く花言葉です。

また、その頃からの付き合いがある恋人や配偶者に贈るのも合っているでしょう。

ティーンエイジャーを対象にした制汗剤やニキビ薬の商品イメージとしても使えそうです。

部屋に飾り、かつての気持ちを取り戻してみるのも良いでしょう。

逆にこの花言葉が向いていないのは、付き合った相手の人数が自信の元になっている人です。

自分は百戦錬磨で、純情なのは劣った状態であると考えている為、侮辱されたと感じるでしょう。

また、会社で使うのも適切ではありません。

恋愛のアプローチと受け取られ、問題に発展する可能性があります。

「クサレダマ」の豆知識

「クサレダマ」は別名を硫黄草といいます。

では、やはり硫黄のような臭いなのか、と考えてしまいますが、そういう意味ではなく、単に黄色い色から付いたものです。

そもそも「クサレダマ」を漢字で書いても「草連玉」にしかなりません。

頭に「草」が付く植物は多いですが、大抵の場合漢字で表記した方が無難でしょう。

「クサレダマ」の語源は、マメ科のレダマに似ている事に由来します。

レダマは低木ですが、「クサレダマ」は草なので「草」を付けて呼び分けたのでしょう。

後半の「連玉」という言葉が付くので、根や花が何か玉が連なった形になるのかと考えてしまいますが、そのような部分はありません。

実際には、スペイン語のボリビア方言である「レタマ・デ・オロル」が元になっています。

意味としては「香るホウキ」です。

レダマはエニシダと似ているのですが、エニシダは枝を束ねてホウキとして使われていた事から、「ホウキ」の部分は付いたのでしょう。

最後に「香り」の部分ですが、レダマには確かに強い香りがあります。

ただ、ヤニ臭さがあり必ずしも芳香とは言い難いものです。

まとめ

「クサレダマ」は可愛らしい花をつけます。

花言葉を知っていれば、より好ましく思うでしょう。

花の可愛らしさをより増してくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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