「オギ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「オギ」の花言葉とは? 花言葉

白い穂が秋の風景に馴染むオギは、イネ科ススキ属の多年草です。

日本国内は全域に、海外では中国以南に分布し、河川敷などの湿地に群落を作ります。

花期は9月から10月で、ススキに似た穂をつけます。

株立ちしないなど幾つかの特徴があり、ススキと見分ける事が出来ます。

雑草として扱われますが、お月見でススキと一緒に飾られる他、かつては茅葺屋根の材料にされたりもしました。

今回はオギの花言葉について解説します。

「オギ」の花言葉

「片想い」「片恨み」「爽やか」があります。

良い意味と悪い意味があるので、相手や状況により使い分ける必要がある花言葉です。

「片想い」

オギの穂が一方に垂れ下がる様子を、人が片方に顔を向けている姿に見立ててついた花言葉です。

片想いしている相手に気持ちに気付いて欲しい時、オギに花言葉を添えて渡してみるのも良いでしょう。

第三者視点で、片想いでも頑張っている友達にエールを送るために使う事も出来ます。

逆に向いていないのは、現在付き合っている恋人や配偶者です。

「本当は両想いではない」というメッセージになってしまい、関係が不穏になります。

また、全く気のない相手に贈ってしまうと、勘違いされる可能性があります。

特に会社の場合、ややこしい問題に発展する場合があるので、紛らわしい事は全力で避けましょう。

「片恨み」

こちらも同じく、オギの穂が片方を向いているように見える事からついた花言葉です。

「片恨み」は現代ではあまり使わない言葉ですが、文字のイメージ通り片方が一方的に恨む事です。

恨みの募る相手に、宣戦布告として贈るような状況が考えられます。

関係を良好に保ちたい相手に対して贈ってはいけない花言葉です。

創作でミステリーを書く時、犯行動機を示唆するギミックとして使う事は出来そうです。

「爽やか」

秋晴れの下、白い穂が風にさわさわ揺れる姿からついた花言葉です。

基本的に良い意味で、それほど人を選びません。

立ち居振る舞いが爽やかな友達や同僚などに贈るのに向きます。

何かを洗ったり綺麗にしたりする会社のシンボルにするのも良いでしょう。

自分の部屋に飾り、爽やかさを身に付けようと心がけるのにも向きます。

逆に向かないのは、爽やかさがないと自覚している人で、嫌味に伝わってしまいます。

当然、さっぱり受け流してくれるような爽やか対応は期待出来ません。

「オギ」の豆知識

しばしばオギと混同されるのが、ハギです。

植物の見た目は全く違うのですが、字にすると荻(オギ)、萩(ハギ)で、獣偏とノ木偏の違いしかありません。

覚え方はいくつかありますが、一番簡単なのは「ハギ」のつくりに「秋」があり発音も「秋」と韻を踏んでいる(母音が同じ)、というもので、そうならなければオギです。

また「秋の七草に入るのがハギ(萩)で、ススキと見た目が重複するオギは七草に入らない」、と覚える方法もあります。

まとめ

ススキと並び秋の風景にオギは欠かせません。

花言葉を知れば、その姿に面白味を感じられるでしょう。

季節の風景により深みを与える、花言葉を是非心に留め置いて下さい。

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