「フッキソウ(富貴草)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「フッキソウ(富貴草)」の花言葉とは? 花言葉

「フッキソウ(富貴草)」はツゲ科「フッキソウ」属の常緑樹です。

国外では中国、国内では北海道から九州に分布し、山地の半日陰で生育します。

穂になった花には花弁がありませんが、太い葯が飛び出し白く見えます。

花期は4月から5月です。

今回は、「フッキソウ」の花言葉について解説します。

「フッキソウ(富貴草)」の花言葉

「吉事」「祝意」「良き門出」があります。

どれも良い意味で、悪い意味はありません。

お祝いに向き、逆にお見舞いなどの場面では、相手の不幸を喜んでいる意味になり全く合いません。

「吉事」

「フッキソウ」の名は、常緑で葉を茂らせる様子から、富が増して減る事がないという意味で付いたものです。

一方、果実も真っ白の球形で、宝石として貴ばれる真珠を連想させます。

「吉事」は、良い事や立派な事を指すため、「富が得られるのは良い事である」と結び付く花言葉です。

商売が上手くいったり縁に恵まれたり、良い事のあった友人へ贈るのに向く花言葉です。

親しい人がライフイベントの区切りを迎える時、良い事が起こるよう願って贈るのも良いでしょう。

家に植えて縁起を担ぐ事も出来ます。

この花言葉が合わないのは、コツコツ努力し、実力で成功した人です。

本来の意味は合うのですが、「吉」の字はおみくじなど運試しで使われる印象が色濃いので、単なる運で成功したように伝わり、気を悪くする可能性があります。

「祝意」

こちらも「フッキソウ」の名前からイメージされた花言葉です。

富や幸運を得た人に対する、お祝いの気持ちを意味します。

努力の結果でも、偶然でも良い事に恵まれた友人へ贈るのに向く花言葉です。

誕生日など、有り触れたお祝いにも良いでしょう。

会社を設立した時にも合います。

いずれにせよ、お祝いすべき事が、今現在ある場合に限る花言葉です。

未来への期待には使えません。

「良き門出」

「門出」とは、結婚などで独立して実家の門を出たり、卒業して校門から去るイメージです。

区切りの時期である春先に花を咲かせ、縁起が良い名前を持つ事から付いた花言葉です。

結婚式や卒業式の飾りに向きます。

独立開業した元同僚に贈るのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、特に何も区切りがない人です。

贈ったとしても「出て行けという事だろうか」と、不安になるばかりです。

まとめ

「フッキソウ」は大きな花を付ける訳でもなく、興味が薄いと見過ごすかも知れません。

花言葉を知り、興味を深めれば、存在に気付き、飾った人の意図にも気付くでしょう。

花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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