「アメリカテマリシモツケ」は、バラ科テマリシモツケ属の落葉低木です。
アメリカ、カナダ原産で、日陰にも強い性質があります。
花は雄しべの長い小花が集まり、玉状になって咲きます。
花色は最初ピンク、その後白になり、花期は5月です。
今回は、「アメリカテマリシモツケ」の花言葉について解説します。
「アメリカテマリシモツケ」の花言葉
「努力」「無垢」「欲望」です。
方向性の違う言葉が混じるため、相手に合うものを選んで贈ると良いでしょう。
「努力」
小花が一生懸命集まって、1つの大きな花のように見せる様子から付いた花言葉です。
子供の組み立て体操を見守る、親の目線と近い言葉です。
「努力」が大切なのはそれほど異論のない事でしょう。
一方、才能に欠けるものについては、「努力」は無駄と考える人もいます。
何かしら経験は貯まっているので、全く無駄なものなどありません。
つまり、無駄が成立する余地というのは、「努力」の方向性や効率の部分と言えるでしょう。
もっと上手く目的達成出来るのに、非効率な方法や見当違いの方向にこだわっているなら、無駄に違いありません。
ここで気付くべきなのは、全く何の「努力」もしない訳ではない、という事です。
この花言葉は、何かしら目標に向け「努力」している人へ贈り、応援の気持ちを伝えるのに向きます。
自分の気持ちを盛り上げるため、自宅に植えるのも良いでしょう。
「無垢」
「コデマリ(小手毬)」を思わせる、白く可愛らしい花の姿から付いた花言葉です。
白さにも「白」という色がある、と思うかも知れません。
ですが、植物の白は、通常「白い色素」で成り立っている訳ではありません。
透明状態のものが、構造で光を満遍なく反射する事で、白く見えるのです。
この花言葉は、世俗の汚れに染まっていないように見える、聖職者のような人へ贈るのに向きます。
幼稚園に植えるのも良いでしょう。
「欲望」
「アメリカテマリシモツケ」の人気品種に「ディアボロ」という、赤みがかった葉の付く品種があります。
鮮やかな赤ではなく、欲に燃えるような銅色という事で、この花言葉が付きます。
「欲望」は悪いもののようですが、程度が過ぎなければ、生きるのに必要な動機付けです。
薬も過ぎれば毒になり、毒も適量なら薬です。
恋人に対し、強く求める気持ちを伝えるメッセージに良いでしょう。
誤解されそうなら、他の花と合わせ、意味を組み立てれば、誤解なく伝えられます。
まとめ
「アメリカテマリシモツケ」は、バラ科テマリシモツケ属の落葉低木です。
花言葉は、「努力」「無垢」「欲望」です。
悪い言葉が混じっているようですが、解釈の仕方や他の花と組み合わせる事で、誤解が防げます。
花を組み合わせる楽しみも増す、花言葉を是非参考にして下さい。