「アグラオネマ・マリア」は、サトイモ科アグラオネマ属の常緑の多年草です。
熱帯アジア原産で、鑑賞用として栽培されています。
花はサトイモ科の特徴があり、白い小花が直立した花穂を作り、後ろに生える淡緑の仏炎苞と合わせて1つの花に見えます。
観賞するのは主に葉で、白だけの模様が特徴的です。
今回は、「アグラオネマ・マリア」の花言葉について解説します。
「アグラオネマ・マリア」の花言葉
「青春の輝き」「スマート」といいます。
アグラオネマ全般の花言葉にもなっています。
葉の姿からイメージされた花言葉ですが、いずれも良い言葉で贈り物にしても悪い意味にはならないでしょう。
但し、イメージが真逆の人に対しては、嫌味や皮肉になるので、そこは気を付けましょう。
「青春の輝き」
ピンと張った輝くような葉から付いた花言葉です。
青春時代は輝きに満ちています。
むしろ、輝きに満ちていた時代を、青春と呼んでいるとも言えるでしょう。
輝きの表すものは、直接的には身体的な若さによる肌艶や目の輝きなどであり、比喩的には未来の眩しさです。
眩しさ故にはっきり見えず、今までと同じ成長を続ける期待から、ひたすら明るく感じられるものです。
青春の最中は、とても輝いているとは言えない薄暗い気分だったとしても、大人には得がたい経験が山のようにある時代です。
そんな輝く時代を共に過ごした古い友人へ贈るのに向きます。
一方、青春当事者である子供や教え子については、贈る事も悪くはありませんが、感じ方の差をある程度意識しないと、単なる押しつけになり、何も伝わりません。
「スマート」
「アグラオネマ・マリア」の葉が、すらりとしているところから付いた花言葉です。
それなりに幅があるように見えるかも知れませんが、「サトイモ」の丸い葉を思い出せば、「アグラオネマ・マリア」がどれほどスマートでスタイリッシュか分かるでしょう。
もっとも、スマートは、必ずしもスリムな体型を表すだけの言葉ではありません。
英語の意味では、スリムの印象はなく、洗練された小粋なイメージを表す言葉です。
従って、小粋で洗練された人へ贈ると良いでしょう。
スマートさを身に付けるため、部屋に飾りイメージを掴むのにも使えます。
一方、お洒落であっても、ゴージャスで重厚なタイプには向きません。
やはり、軽やかさは必要です。
まとめ
「アグラオネマ・マリア」は、花も目立たず、存在を見過ごす事もあるでしょう。
花言葉を知れば、その姿や、1つとして同じ柄のない葉の模様に興味が向く事もあるでしょう。
風景の解像度を増してくれる、花言葉を是非参考にして下さい。