ノジギクという花をご存知でしょうか。
ノジギクは日本が原産地、牧野富太郎に発見された品種で、キク科キク属に分類される野菊の花です。
今回はノジギクの花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「ノジギク」の花言葉
「ノジギク」という花につけられた花言葉には、以下のようなものがあります。
「真実」
「真実」です。
ノジギクは目に鮮やかな純白の素朴なキクであり、その真っ白な姿から「真実」の花言葉を持っています。
「今から私があなたに伝えるメッセージには、嘘もいつわりも一切ありません」といった純粋な想いを込めたプレゼントとして、ノジギクはとても相応しい花なのです。
「高潔」
「高潔」です。
ノジギクには、「真実のメッセージ」だけではなく「高潔な態度・品格」といった意味合いも備わっています。
「あなたが尊敬できるような高潔な人柄・生き様(ライフスタイル)を持っている相手」に、ノジギクを贈ることであなたの純粋な敬意をさりげなく伝えることができそうです。
「高貴」
「高貴」です。
「卑しさ・下品さ」を感じさせることのない、「高貴な雰囲気+気品のある立ち居振る舞い」。
そういった「高貴な存在感」を感じさせてくれる大切な人に、ノジギクを贈ってみるのはいかがでしょうか。
「ノジギク」の花言葉の由来
ノジギクの花言葉である「真実」は、「混じりけのない白一色で咲くノジギクの花の姿」に由来しているものです。
「一切の嘘・いつわり・悪事」で穢れていないノジギクの白い花。
その清らかで素朴なノジギクのビジュアルによって、「高潔・高貴」といった気品および品格を感じさせる花言葉がつけられることになったのです。
「ノジギク」の豆知識
ノジギクは、日本でもっとも著名な植物学者である牧野富太郎(1862～1957年)によって発見された日本固有の野菊の一種です。
ノジギクはマーガレットにも似た見た目の真ん中が黄色の白い花を咲かせます。
ノジギクの花は約13～20枚の舌状花が集まって、一つの花を構成しています。
ノジギクを漢字表記すると「野路菊」であり、ノジギクは西日本一帯・九州地方などの温暖な気候の地域に分布しています。
一方、気温が低くなる関東以北では、ノジギクの自生地域はかなり少なくなっていきます。
まとめ
ノジギクは10～11月の少し寒くなってきた季節に、清潔感・純粋さを感じさせる素朴な白色の花を咲かせてくれます。
ノジギクについて詳しく知りたい人やノジギクを想いを寄せる相手にプレゼントしたい人は、ぜひこの記事で花言葉の意味や由来をチェックしてみてください。
