シルバーブルーの葉が美しい「アカシア・ブルーブッシュ」は、マメ科アカシア属の常緑樹です。
オーストラリア原産で、鉢植えや庭木として利用されます。
花は黄色い球状の小花が多数咲き、花期は4月です。
今回は、「アカシア・ブルーブッシュ」の花言葉について解説します。
「アカシア・ブルーブッシュ」の花言葉
「真実の愛」「堅実」「友情」「豊かな感受性」などがあります。
いずれも良い意味の言葉ですが、少し意味深な言葉が混じるため、贈る時は意図を正しく伝えましょう。
「真実の愛」
オーストラリアの先住民「アボリジニー」が、「アカシア・ブルーブッシュ」の花を、告白の為に贈るという話から付いた花言葉です。
同じ由来で「秘密の恋」、その後の展開次第という事で「気まぐれな恋」という花言葉も付いています。
恋の行方は気まぐれなものです。
一生の人に印が付いている訳でもありません。
人は、自分の好みさえ正確には把握していないのです。
こういう時頼るべきは結局直感です。
上手く行けばそれで良く、失敗しても強い確信があった訳ではないので、気に病む程でもなくなります。
プロポーズへ添えるのに向く花言葉です。
「気まぐれな恋」に引っかかってしまう人には合いません。
「堅実」
アカシアと共通する花言葉で、粘りがある硬さでシロアリにも強く、木材として信頼出来るという由来です。
堅実な事は重要です。
人に追い越される不安を抑え仕上げた仕事は、地に足の付いたものになるでしょう。
後は、これを良い具合に持ち上げ広めてくれる友人を持つだけです。
堅実な仕事で信頼出来る人へ贈るのに向きます。
「友情」
密集する黄色い花が、友達と一緒にワイワイ遊び騒ぐ学校時代をイメージさせる事から付いた花言葉です。
一度結んだ友情は、特に理由がなければ弛むものではありません。
特に、保存性の高さが優れています。
恋愛感情は鮮度が必要で、続けるための努力が必要ですが、友情にそこまでの鮮度は求められません。
友情が、人生をより良くしてくれるのは間違いないでしょう。
友人へ贈り、友情を伝えるのに向く花言葉です。
無論、損得が絡む、友情と似て非なる関係の人には向きません。
「豊かな感受性」
白粉に覆われた繊細な葉の美しさの葉からイメージされる花言葉です。
こういう美しさは、ある程度豊かな感受性が必要という意味になります。
子供の感受性が優れているとしばしば語られますが、これは感覚器が若く敏感な事と、知識がない事で目の前の情報をそのまま受け取ってしまう事が理由でしょう。
けれど、受け取った情報を理解、表現する段階では、やはり大人の知識と理解力が必要です。
音楽や文学など、感受性豊かな表現者の友人へ贈るのに向きます。
まとめ
「アカシア・ブルーブッシュ」は、葉の美しい植物ですが、花の時期以外は見過ごしてしまう事もあるでしょう。
花言葉を知り、興味を深めれば、その細かい葉の形も楽しめるでしょう。
風景の解像度を増してくれる、花言葉を是非参考にして下さい。
