「イネ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「イネ」の花言葉とは? 花言葉

日本人にとって、イネは未だに欠かす事の出来ない植物です。

植物としてのイネは、イネ科イネ属に分類されます。

日本のイネは一年生型でですが、多年生型のイネも存在します。

イネは全世界で栽培されており、コムギ、トウモロコシと合わせて世界三大穀物に数えられる、人類にとって重要な植物です。

ここでは、イネの花言葉について解説します。

「イネ」の花言葉

「神聖」です。

人間の命を繋ぐ穀類は、しばしば神聖視されますが、イネはその代表格です。

日本においては、炊いたりモチにしたり、食べられる形にしたコメを神前や仏前に供えます。

また、酒に関しては、供えるだけでなく、悪いものや場所を祓い清めるためにふりかけるなど、一種の聖水として扱われます。

儀礼的なものだけでなく、日本では一種の貨幣として扱われた歴史があり、大名が支配する国々の規模は、コメの収量である「石」で表現されました。

これらの文化背景からも、この花言葉に異論を唱える人は、あまりいないでしょう。

通常イネは園芸用ではありませんが、観賞用の品種もあります。

神聖さのある仕事などについている人へ贈ったり、ディスプレイに使ったりする事に向きますが、和風のテイストになりすぎるため、クリスマスなど西洋の文化イベントとは合いません。

自分の家で、何かのお祝いや願掛けの時などに飾るのも良いでしょう。

多分に仏教、神道的な要素が絡む花言葉のため、他の宗教を熱心に信じている人相手には黙っておきましょう。

ブドウやイチジクと比べ、どちらが神聖かの論争になりかねません。

日本人は無宗教と言いますが、神像がないから分かりづらいだけで、結構宗教としか言い様がない習慣もあるのです。

「イネ」の豆知識

イネは世界中で栽培されていますが、その優れている点は収穫量の多さです。

諸説ありますが、米の畑の面積当たりの収量は、小麦の1. 5倍です。

反面、労働量については、米の方が5倍ほどの長い時間を必要とします。

長大な労働時間を費やして、そこそこ多い収穫が得られるという事です。

日本人は時間当たりで見ると労働の効率が悪いと言われる事がありますが、これはひょっとしてイネによって日本人が「品種改良」されたのでは、と思ってしまうようなデータです。

まとめ

イネは大変身近で、水田を見かける機会も多くあります。

花言葉を知れば、より厳かな気分で実りの時期を迎えられるでしょう。

生活の中に、楽しみやメリハリを付ける花言葉を、是非心に留め置いて下さい。

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