オオバコという花をご存知でしょうか。
小さな白い花が集まって咲く、オオバコ科オオバコ属の多年草です。
今回はオオバコの花言葉や名前の由来について、詳しくご紹介します。
「オオバコ」の花言葉
オオバコの、「踏まれることに強い」という特性がよく現れている、3つの花言葉を見ていきましょう。
「足跡」
オオバコは、人が歩く場所にも生える植物で、何度踏まれても生息し続ける強い生命力を持っています。
多くの人の足跡が付いたとしても、逞しく生き続ける力強い特性が、「足跡」という花言葉に表れています。
「耐え忍ぶ愛」
何度踏まれてもその場を離れることなく、元気に成長を続けるオオバコらしい花言葉です。
どのような状況であっても、相手を受け入れてくれるような寛大さを感じます。
「白人の足跡」
オオバコの原産国は、主にアメリカ・アジア・ヨーロッパと言われています。
ヨーロッパ人が歩いた場所にオオバコが生えたことが、「白人の足跡」の由来と言われています。
その足跡はどこに向かっているのか、オオバコの花が咲いている道を辿ってみたくなるような、遊び心のある花言葉です。
「オオバコ」の名前の由来
オオバコを漢字にすると「大葉子」と書きます。
葉が大きい特徴が由来となり、「大葉子(オオバコ)」と名付けられました。
小さな白い花が可愛らしいオオバコですが、名前の由来になるほどの逞しい葉っぱも、とても魅力的です。
「オオバコ」の豆知識
花言葉に「足」や「耐える」などの言葉が使われている通り、「踏まれても強いイメージ」のあるオオバコですが、「花の生命力も強いこと」をご存知でしょうか。
オオバコの花が咲く期間は、4月~9月と言われています。
花の咲く期間は、だいたい2、3ヵ月くらいが多いですが、オオバコの花は長い期間咲きます。
花の命が長いところも、オオバコの生命力が強いと言われる理由のひとつです。
まとめ
オオバコは、人が歩く道にも咲く植物なので、どこかで一度は見たことがあるのではないでしょうか。
オオバコを避けて通れずに、踏んでしまうこともあるかもしれませんが、踏まれることに強い特性であることを覚えておくと、気持ちが少し楽になるかもしれません。
強いだけではなく、小さな花が寄り添って咲いている姿はとても可愛らしいです。
可愛さと逞しさを感じさせてくれる、オオバコのご紹介でした。