トルコキキョウはリンドウ科ユーストマ属のアメリカ原産の植物です。
開花時期は5月から9月頃ですが、切花としてトルコキキョウは1年を通じて流通しており、花束やブーケに用いられる人気の花の一つとなっています。
花の色、品種も様々なトルコキキョウですが、今回は「白いトルコキキョウ」の花言葉について解説していきます。
「白いトルコキキョウ」の花言葉
トルコキキョウは草丈20cmから120cmほどの植物で、切花としてはもちろん、ガーデニングの植物としても人気です。
アメリカ原産であるのにもかかわらずトルコの名前が花につけられているのは、トルコキキョウの蕾がトルコ人が着用するターバンの形に似ているからという説や、トルコキキョウの原種の花色が青から緑色の鉱物であるトルコ石の色に似ているからという説など複数の説があります。
日本にトルコキキョウがやってきたのは1930年代ですが、1970年代以降盛んに品種改良が行われ、現在日本で改良されたトルコキキョウは200種類以上であると言われています。
「白いトルコキキョウ」も品種がいくつもあり、ロジーナホワイト、プロポーズ、ボヤージュホワイト、ボヤージュスノー、スプリングスノーなど様々な白い花を楽しませてくれます。
そんな「白いトルコキキョウ」の花言葉は「永遠の愛」、「思いやり」です。
これらの由来について説明します。
「白いトルコキキョウ」の花言葉「永遠の愛」
「白いトルコキキョウ」はブライダルフラワーとして用いられることが多い植物です。
花が持つ清楚なイメージに花嫁の姿が重なりますが、「白いトルコキキョウ」の花びらの様子自体もウェディングドレスの裾を想起させてくれます。
このように「白いトルコキキョウ」の花姿が「永遠の愛」を誓う結婚式を思い起こさせてくれることからこの花言葉がつけられたようです。
「白いトルコキキョウ」の花言葉「思いやり」
現在流通しているトルコキキョウは八重咲きのものが多く、花びらはまるでフリルのように重なり合いゴージャスな見た目をしています。
多くの花びらが重なり合う様が、相手へと心を寄せる様に見えることから「思いやり」の花言葉がつけられました。
「白いトルコキキョウ」の豆知識
切花の「白いトルコキキョウ」を長く楽しむためにはちょっとしたコツが必要です。
トルコキキョウは受粉で弱ってしまう性質を持っているため、あらかじめおしべをカットしてから飾る方がより長く花を楽しむことができます。
また切り戻しによる水揚げも必要です。
まとめ
「白いトルコキキョウ」は見た目の優美さに加えて、相手に心を込めた想いを伝えられる花言葉を持つ花です。
贈答の際の参考になさってください。