夏の朝によく似合う、「ピンクのアサガオ」は、ヒルガオ科サツマイモ属のピンク色品種です。
アサガオの原産地については諸説あり、ヒマラヤ周辺、熱帯アジア、熱帯アメリカなどが候補です。
日本へは、平安時代に薬として持ち込まれました。
花は漏斗型で5枚の花弁はくっついており、中心部に向かって入る白い模様は「曜」と呼びます。
アサガオの花色は土中の酸性度で変化すると言われていますが、色を決める要因はそれだけではなく、品種の影響もあるのです。
今回は、「ピンクのアサガオ」の花言葉について解説します。
「ピンクのアサガオ」の花言葉
「愛情」「固い絆」「明日もさわやかに」「安らぎに満ち足りた気分」などがあります。
アサガオに共通する花言葉を含みます。
いずれも人との繋がりを感じさせる良い言葉で、贈り物に向きます。
「愛情」
アサガオが蔓でものに絡みついて咲く様子を、誰かに寄り添い愛情を伝える人に喩えた花言葉です。
愛情は大事なものです。
愛情が足りないと、他人への気遣いの大切さが理解出来なくなります。
社会は損得だけで動く訳ではありません。
ちょっとした愛情による気遣いが潤滑油のように働き、時に互いに遠慮し合い、上手くまわっていくものです。
親しい人へ愛情を伝える時に向く花言葉です。
「固い絆」
こちらもアサガオの絡む蔓から付いた花言葉です。
同じ由来で「結束」という花言葉も付いています。
人の絆は頼もしいものです。
進学や就職など、新しい場所でも、友人や身内など、絆の結ばれている人がいるとどれだけ頼もしいか知れません。
一方、絆は互いを束縛するものにもなります。
時には、絆の全くないコミュニティへ行き、新たな絆を作り上げるのも良いでしょう。
自宅に植え、家族の絆を再確認するのに向きます。
「明日もさわやかに」
アサガオが、「朝」を名に持つ通り、早朝に咲いて昼にはしぼむ「1日花」の性質を持つ事から付いた花言葉です。
朝、綺麗に咲くアサガオを見て、通学や出勤します。
翌朝もまた同じようにアサガオで爽やかな気分になれるでしょう。
けれど、その花は昨日と違う花であり、だからこそ爽やかな美しさで咲けるのです。
明日の再会を約束する別れの挨拶に向きます。
「安らぎに満ち足りた気分」
これが「ピンクのアサガオ」固有の花言葉です。
ピンクは柔らかく安心出来る色で、大きく丸い花は満ち足りた円満な気分のイメージになります。
他に、青紫のアサガオが、しぼむ時は青みが減り、ピンク色がかる事も「やり遂げて休む」という意味で合います。
毎日安らいだ気持ちで眠れているでしょうか。
何かしら心配になる事もあるかも知れません。
そんな時は、「ピンクのアサガオ」の写真をぼんやり眺めるのも良いでしょう。
まとめ
「ピンクのアサガオ」は、アサガオの中でも柔らかいイメージの美しいものです。
花言葉を知り、興味を深めれば、花が美しいタイミングを逃さず楽しめるでしょう。
花との付き合い方も教えてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。