眩しくも可愛らしい「白いアスチルベ」は、ユキノシタ科チダケサシ属(アスチルベ属)の白花品種です。
海外では中国、朝鮮半島、北アメリカ、国内では北海道から九州に分布します。
花は小花が円錐状につき、花期は5月から7月です。
今回は、「白いアスチルベ」の花言葉について解説します。
「白いアスチルベ」の花言葉
「落ち着いた明るさ」「繊細」「控えめ」「献身」といいます。
花の見た目のイメージが元になった、比較的雰囲気の似た言葉が揃います。
イメージが合う人への贈り物に向きます。
「落ち着いた明るさ」
アスチルベに共通する花言葉です。
アスチルベの語源は、ラテン語の「ア(無い)」「スチルベ(明るさ)」で、花が小さく地味な事や、葉に艶がない事を意味します。
それでいて、フワフワした花は明るい印象がある事から付いた花言葉です。
若さ故の明るさや、営業用の明るさというのは、外向きで長く付き合うには辛くなってくるものです。
一緒にいて心地よいのは、アスチルベのような、落ち着いた明るさです。
物静かでありつつ、根本的には朗らかで、一緒にいると落ち着ける人へ贈るのに向きます。
「繊細」
アスチルベの花がレースのように繊細な事から付いた花言葉です。
繊細な人は細やかで好ましい時もあれば、傷つきやすさが煩わしい時もあるものです。
ですが、全ての時間が繊細であれば、まともな生活は出来ていない筈です。
繊細でない時間を共有出来るようになるのが、関係性が進んだという事でしょう。
繊細な美しさを持つ恋人へ贈るのに向きます。
「控えめ」
これが「白いアスチルベ」の花言葉です。
アスチルベの花は小さく控えめですが、「白いアスチルベ」は色に特徴がなく更に控えめです。
誰かが控えめに行動する時、そこには複数の意図があります。
中には、自分が楽したいという利己的なものもありますが、外から見る分には分からないものです。
こういうものは、結果で考えるべきでしょう。
控えめな人へ贈り、譲って貰った事への感謝を伝えるのに向きます。
利己的になりやすい子供へ、教育として育てさせるのも良いでしょう。
「献身」
アスチルベは他の花と合わせてブーケや寄せ植えに利用出来ますが、他の色を邪魔しない「白いアスチルベ」は、特に引き立て役として便利です。
そんな他の花のために役立つところから付いた花言葉です。
「献身的な行動は、その人が好きでやっている事なので、殊更恐縮する必要はない」という考え方があります。
ですが、感謝の気持ちは、その人にとって簡単かどうかではなく、自分がどんなに助けられたかで判断するものです。
何かしら、自分の身を献じ、助けてくれた人へ贈り、感謝を伝えるのに向きます。
逆に献身を他人へ要求するのには使えません。
それはただの強要です。
まとめ
「白いアスチルベ」は、可愛らしい花です。
花言葉を知れば、更に好ましく感じられるでしょう。
花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。