「オステオステムマム」は、キク科オステオスペルマム属の総称です。
「オステオスペルマム」とも言います。
アフリカキンセンカ属(ディモルフォセカ属)と交雑があり、明確な区別は難しい状態です。
熱帯アフリカ、アラビア原産で、日本では多年草の園芸品種が流通しています。
花は多種多様ですが、いずれも中央に筒状花、それを囲む一重または八重の花弁(舌状花)の構造です。
花色は白から紫、黄色、オレンジ、複色で、花期は1月から5月、9月から11月です。
今回は、「オステオステムマム」の花言葉について解説します。
「オステオステムマム」の花言葉
「無邪気」「元気」「健やかな人」「変わらぬ愛」などがあります。
カラフルな花やアフリカのイメージの言葉が揃い、悪い意味もないため、贈り物によく合います。
「無邪気」
明るく複雑な色合いと、ごく分かりやすい「キク」としての形からイメージされた花言葉です。
無邪気とは、「邪気が無い」と書きますが、大人になって何一つ邪気が無い人はいないでしょう。
ですが、色々思うところはあるけれど、それを飲み下して感情に素直に行動出来るのも、大人の力です。
色々腹の探り合いをする必要がなく、一緒に馬鹿騒ぎ出来るような相手へ贈り、末永い友情を誓うのに向きます。
「元気」
地上に降りたアフリカの太陽のような、明るい花のイメージから付いた花言葉です。
ピンと張った花弁も、常緑で耐寒性高めな性質も意味が合います。
元気な時は、不調を感じず、食べ物もおいしく、気分も上向くものです。
周りのものを1つずつ良くするより、自分を元気にした方が、まとめて幸せになれます。
いつも元気で、話すと元気を分けて貰えるような人へ贈るのに向きます。
一方、元気がない人を元気付けるのにも良いですが、押しつけにならない加減は必要です。
「健やかな人」
こちらも元気な花の様子から付いた花言葉です。
「健やか」とは、身体だけでなく、心の健康を表します。
一時的に病気していないだけでなく、丈夫で元気な人を指します。
同じ由来で「心も体も健康」という花言葉も付いています。
健やかな人は、自分に余裕があり、その態度も好ましいものになるでしょう。
子供の健やかな成長を祈り、庭へ植えるのに合います。
「変わらぬ愛」
常緑で開花期間が長く、姿があまり変わらず美しい事から付いた花言葉です。
常に愛を感じられる嬉しさという意味で「ほのかな喜び」という花言葉も付いています。
愛は多かれ少なかれ変わっていくものです。
いつまでも変わらぬ愛が理想ですが、環境も身体も変わっていく中で、心の中だけ抗う事も出来ません。
むしろ、移り変わる中で、形を変えながらも、愛がつながり続ける柔軟性こそ重要です。
プロポーズへ添えるのに向く花言葉です。
一方、結婚後の自宅に植え、家族の愛がいつまでも続くよう願うのも良いでしょう。
まとめ
「オステオステムマム」は、カラフルで美しい花です。
花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。
花を一層彩り良く見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。