独特な形をした「エキナセア」は、キク科ムラサキバレンギク属の多年草です。
北アメリカ原産で、グレートプレーンズ地域のネイティブ・アメリカンがハーブとして利用していました。
基本は一重のキクですが、筒状花部分が極端に大きく、やや下向きに花弁(舌状花)がつきます。
花色は白から赤、黄色、オレンジ、緑、花期は6月から8月です。
今回は、「エキナセア」の花言葉について解説します。
「エキナセア」の花言葉
「あなたの痛みを癒します」「健康」「優しさ」「ただよう品格」などがあります。
良い意味が揃い、悪い意味はないため、贈り物やお見舞いなどに向きます。
「あなたの痛みを癒します」
「エキナセア」が薬草として利用されていた事から付いた花言葉です。
実際の薬効として認められているのは風邪の予防程度ですが、伝統的には様々に利用されてきました。
心身いずれかに傷を負った人へ贈り慰めるのに向きます。
この花言葉を贈るのに合わないのは、特に傷つく事がない人です。
「きちんと見ず、適当な事を言っているのだな」と思われ、好感を持たれる事はありません。
薬の処方同様、花言葉も相手を見極める必要があります。
「健康」
こちらも薬草としての性質から付いた花言葉です。
健康は誰にでも大切なものです。
口内炎1つでおいしいものでも食べたくなくなり、足が痛ければどんな楽しげなテーマパークも億劫です。
健康自慢の人も、健康を損ねた人も、誰に贈っても良い意味になる花言葉です。
「優しさ」
薬草が人を癒すのを、優しい人の行為に喩えた花言葉です。
同じ由来で「深い愛」という花言葉も付いています。
優しく思いやりがある人へ贈るのに向きます。
一見厳しくても、その根底に優しさがあるなら合うでしょう。
この花言葉を贈るのに合わないのは、自分の目的ありきで人を助ける人です。
そこに優しさはありませんが、役には立ちます。
そういうものが組み合わさって、世の中は上手くいくものです。
「ただよう品格」
すらりと伸びた茎先の花は、大名行列の「毛槍」を思わせる姿で、品格が感じられるという意味で付いた花言葉です。
言動に品性が感じられる人へ贈るのに向きます。
この花言葉が合わないのは、庶民的で飾り気がない方が良いと思う人です。
まとめ
「エキナセア」は特徴的な花で、時に異様に感じる事もあるでしょう。
花言葉を知れば、親しみも感じられるようになるでしょう。
花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。