「ユウギリソウ(夕霧草)」という花をご存知でしょうか。
「ユウギリソウ(夕霧草)」は、地中海沿岸地方原産、キキョウ科ユウギリソウ属の多年草です。
今回は「ユウギリソウ(夕霧草)」の花言葉や由来について、詳しく見ていきましょう。
「ユウギリソウ(夕霧草)」の花言葉
紫色や白色の小さな花を複数咲かせる「ユウギリソウ(夕霧草)」の、3つの花言葉をご紹介します。
「穏やかな精神」
2mm程の小さな花がまとまって咲いている姿が、「穏やかな精神」の由来とされています。
「ユウギリソウ(夕霧草)」の花は、小さな花が密集してまるでひとつの大きな花のように咲いています。
沢山の花が身を寄せ合っているにも関わらず、静かに穏やかに咲いている様子が、花言葉に表されています。
「優しい愛情」
小さな花がふんわりと寄り添って咲いている姿が、「優しい愛情」の由来とされています。
小さな花からは雄しべが飛び出ていて、羽毛のような柔らかい印象があります。
ふわっとした優しい雰囲気の植物です。
「儚い恋」
今にもこぼれてしまいそうな小さな花である事から、「儚い恋」という花言葉が生まれました。
2mm程の小さな花は、触れたらほろほろとこぼれ落ちてしまうように見えますが、実は花持ちのよい丈夫な花です。
可憐な花ですが、生命力が強い植物です。
「ユウギリソウ(夕霧草)」の名前の由来
霧のような細かい花である事から、「ユウギリソウ(夕霧草)」という名前がついたと言われています。
霧のようではありますが、湿気に弱いという特徴があります。
「ユウギリソウ(夕霧草)」の豆知識
「ユウギリソウ(夕霧草)」をゆっくり観賞されたい方には、一輪挿しやドライフラワーにして楽しまれる事をおすすめします。
開花時期は5月〜6月頃ですが、切り花であれば寒い時期でも販売されているため、季節を気にせず観賞する事ができます。
小さな花が集まって咲いている姿がとても華やかなので、お祝い事やイベント時にテーブルに切り花を飾るだけで、明るい雰囲気を演出する事ができます。
「ユウギリソウ(夕霧草)」のふんわりとした温かい雰囲気を楽しみたい方は、ぜひ切り花を飾ってみてください。
まとめ
柔らかい雰囲気の花を咲かせる「ユウギリソウ(夕霧草)」についての解説でした。
どこかで見かけた時は、優しさを感じる花言葉を思い出してみてください。