こんもりとした姿がかわいい「ブルーレースフラワー」は、ウコギ科トラキメネ属の一年草です。
オーストラリア原産で、園芸用として流通しています。
花は青から白の小花が密集して、直径7cmほどの半球の花穂を形成します。
花期は5月から6月です。
今回は、「ブルーレースフラワー」の花言葉について解説します。
「ブルーレースフラワー」の花言葉
「優雅なたしなみ」「慎み深い人」「無言の愛」「悲哀」などがあります。
良い意味とあまり良くない意味が混じるため、贈る時は意図を明らかにしましょう。
「優雅なたしなみ」
レースに喩えられる細やかな花穂のシルエットから付いた花言葉です。
繊細なレースのドレスを着こなす貴婦人のイメージです。
同じ由来で「優雅な振る舞い」という花言葉も付いています。
気品があり所作が優雅な人へ贈るのに向く花言葉です。
乗馬など、貴族的な趣味を持つ人にも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、直情的で優雅さに欠ける人です。
人の長所はそれぞれです。
「慎み深い人」
こちらもレースから連想される貴婦人のイメージです。
寒色である青の静かなイメージからも意味が合います。
優雅な高貴さを持ちながら、それをひけらかすような事がない人に向く花言葉です。
行動が慎重で迂闊な事をしない人にも合います。
「無言の愛」
愛らしい花と、青い色の静かなイメージから付いた花言葉です。
無口だけれど愛情深い人へ贈るのに向きます。
物言わぬ人となった、愛した人へのお供え物にも合います。
この花言葉が合わないのは、口うるさい恋人です。
「少しは静かにして欲しい」という注意のつもりで贈っても、「自分も喋れば良いでしょう」と、見当違いな反応しか返ってきません。
本人としては、口うるさい自覚がないので、不当に批判されたと感じてしまい、まず反発が出るのです。
「悲哀」
寒々しい印象のある青と、おぼろげな輪郭からイメージされた花言葉です。
大きな失敗や喪失感などで、悲しみに沈む人へ贈るのに向きます。
その様子をあげつらうのではなく、同情心を伝えるというニュアンスです。
この花言葉が合わないのは、相手の落ち込みが年単位で長期の場合です。
同情している場合ではないので、医療に繋ぎましょう。
さもないと、感情に巻き込まれ、共倒れになります。
まとめ
「ブルーレースフラワー」は淡く可愛らしい花です。
花言葉を知れば、より深い意味にも触れられるでしょう。
花を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。