ゴージャスでありつつ清楚な印象もある「白いラナンキュラス」は、キンポウゲ科キンポウゲ属(ラナンキュラス属)の多年草です。
中近東からヨーロッパ南東部原産で、トルコ宮廷で改良された後、ヨーロッパでも改良が進み、更に日本や米国で改良が繰り返されました。
基本種は一重咲きでしたが、現在は大輪の八重咲き品種が主で、花期は3月から5月です。
今回は、「白いラナンキュラス」の花言葉について解説します。
「白いラナンキュラス」の花言葉
「とても魅力的」「華やかな魅力」「純潔」といいます。
ラナンキュラス共通の花言葉を含みます。
魅力溢れる人への贈り物に向く一方、お見舞いなどの場面には少々場違いです。
「とても魅力的」
ラナンキュラス共通の花言葉です。
薄い花弁が密に重なった様子は、細やかでボリュームがあり、花言葉のイメージ通りです。
魅力的な恋人へ愛情表現として贈るのに向きます。
この花言葉が合わないのは、恋愛感情を持っていない異性です。
恋愛のアプローチのイメージがどうしても付くため、誤解されやすいでしょう。
「華やかな魅力」
こちらもラナンキュラス共通の花言葉です。
見るからに華やかで美しい様子から付いたものです。
華やかで輝くような魅力のある人へ贈るのに向きます。
晴れやかな式典などのディスプレイにも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、慎ましやかで魅力的な人です。
魅力的なのは共通していますが、方向性が全く違い、「何となく褒めているだけで、自分の事を理解していないのだな」と思われてしまいます。
「純潔」
これが「白いラナンキュラス」固有の花言葉です。
白は何にも染まっていない色で、絵の具を足していく「減色混合」でも最初の色です。
これを人に当てはめると、心が何色にも染まっていない純潔な人、という事になります。
白い花にしばしば見られる花言葉です。
本来の意味だと他人に使うのは難しいですが、大まかに「清らか」「純粋」「清潔」などのイメージで良いでしょう。
行いが正しく清らかで、純粋な性格の人へ贈るのに向きます。
求道的に創作に取り組む芸術家にも合います。
単に掃除や洗濯好きで、常に周囲を綺麗にしている人にも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、汚れていたり、いい加減な方がずっと落ち着くというタイプの人です。
これは真っ向から価値観が対立するため、合いません。
まとめ
「白いラナンキュラス」は美しい花ですが、時に物足りないと感じるかも知れません。
花言葉を知れば、そこに込められた、贈った人の気持ちにも気付けるでしょう。
花を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。