北国でしばしば見かける「白いライラック」は、モクセイ科ハシドイ属の「ライラック」の白花品種です。
ヨーロッパ東南部原産で、涼しい気候を好みます。
花は小花がこんもりと花穂を作り、花期は4月から6月です。
今回は、「白いライラック」の花言葉について解説します。
「白いライラック」の花言葉
「青春の喜び」「無邪気」といいます。
いずれも良い意味で、意味が合う相手へ贈るのに向きます。
「青春の喜び」
フランスではライラックの事を「リラ」と呼び、「リラの咲く頃」といえば、春から夏へ向かう一番良い季節の意味になります。
ヨーロッパでは、暗い冬を終え、命が活気づく5月頃が良い季節とされます。
そして夏至がお祭り気分のピークになるのです。
これを人生のスケールに合わせると青春時代となります。
ここから、フランスでは「白いライラック」が青春のシンボルとなっています。
そんなところから付いた花言葉です。
青春時代の趣味を再開し、楽しんでいる友人へ贈るのに向きます。
大人になってからの恋で、若い頃のように心ときめかせている人にも合います。
退職に合わせ、若い頃の夢に向け第二の人生を始めた人にも良いでしょう。
ティーン向けのファッションアイテムのブランドイメージにも使えます。
この花言葉が合わないのは、思い出にせよ、現在進行形にせよ、青春に陰鬱な気持ちを持つ人です。
解釈違いは受け容れましょう。
「無邪気」
白は、何にも染まっていない純粋なイメージがある事から付いた花言葉です。
「青春の喜び」のイメージとも繋がります。
大人になっても物事を素直に楽しめる、無邪気な人へ贈るのに向く花言葉です。
色々捻くれて考えるようになった人へ、もっと無邪気で良いという助言として贈るのも良いでしょう。
そのまま子供のイメージで、子供向け玩具売り場のディスプレイにも使えます。
部屋に飾り、無邪気な感性を意識すると、よりリラックス出来るでしょう。
この花言葉が合わないのは、悪気がなく迷惑な事をする大人です。
無邪気という言葉は、本質的には子供の悪事を許し受け容れる口実です。
当然、その使い方は大人にはできません。
まとめ
「白いライラック」は、爽やかな美しさを持つ花です。
花言葉を知れば、深みも感じられるようになるでしょう。
花を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。