「ジュウニヒトエ(十二単)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ジュウニヒトエ(十二単)」の花言葉とは? 花言葉

「ジュウニヒトエ(十二単)」はシソ科キランソウ属の多年草です。

日本固有の種で、本州、四国のやや明るい林の中や草原に生育します。

花弁は淡紫白色でシソ科特有の唇型で、10段程度の花穂を形成し、花期は4月から5月です。

今回は、「ジュウニヒトエ」の花言葉について解説します。

「ジュウニヒトエ(十二単)」の花言葉

「強い結びつき」といいます。

複数の花が1つの花穂を形成する様子から付いた花言葉です。

スポーツのチームや、会社の部署で贈り合うのに向いています。

家で育てて家族の結びつきが長く続くよう願うのも良いでしょう。

安定性が売りの通信機器や、弛まないネジなどの広告イメージにも使えます。

会社の合併や提携の会議場に飾っても意味が合います。

独り暮らしを始めて、周囲との断絶を感じた時、スマホの待ち受けにして自分と繋がりのある人を思い出してみるのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、特に強くない関係性の人です。

「そこまで親しくないのに、何かを要求する下準備だろうか」と、警戒されてしまいます。

また、恋人に対しても、直後にプロポーズがないと意味が合わなくなってしまいます。

「ジュウニヒトエ(十二単)」の豆知識

「ジュウニヒトエ」の名は、平安時代に成立した公家女子の正装「十二単」からイメージされたものです。

十二単は12枚もの衣服を重ね着する衣装である事から、「ジュウニヒトエ」の多数重なる花とイメージが結び付いのです。

十二単という言葉は「12枚の袿(インナー)の重ね着」という意味になってしまい、アウターを含めて全部で12枚の正装とは意味がずれます。

これは後世の文献が誤った記載をしたためで、正しくは「女房装束」「裳唐衣」「五衣唐衣裳」などの呼び方があります。

12枚の構成は、肌に近い順に「長袴・単衣・袿(5枚)・打衣・表着・唐衣・裳」となります。

全部合わせると20kgに達するもので、実用性よりも装飾性を重んじた事が推察できます。

昔は気候が寒かったので防寒に必要だったという説もあるのですが、気象の研究から平安時代は暖かい時期だった可能性が高く、有力な説とは言えません。

まとめ

「ジュウニヒトエ」は豪華な花です。

花言葉を知っていれば、より好ましく眺める事が出来るでしょう。

花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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