「リュウビンタイ」は、「リュウビンタイ」科「リュウビンタイ」属のシダ植物です。
海外では中国、台湾、国内では伊豆半島以西と離島に分布し、多湿な深い森で明るさが保たれた場所に生育します。
シダ植物のため花は咲かず、高さ3mに達する放射状で羽のような葉に、鑑賞価値があります。
常緑で時期によって落葉する事はありません。
今回は、「リュウビンタイ」の花言葉について解説します。
「リュウビンタイ」の花言葉
「誠実」「愛らしさ」「愛嬌」「誘惑」があります。
硬軟混ぜた良い意味の言葉が揃い、贈り物に向きます。
「誠実」
きっちり並んだ細かい葉は、緻密な工芸品か電子回路の基板のようです。
そんな正確で誠実な仕事が出来る人をイメージした花言葉です。
言動に妙な裏表がなく、信頼に値する誠実な人へ贈るのに向きます。
この花言葉が合わないのは、仕事中に冗談を口にする人です。
口が嘘に慣れると、どんな嘘も抵抗がなくなっていくものです。
「愛らしさ」
「リュウビンタイ」は大きい植物ですが、あくまで小さい葉の集合体です。
これが、小さい魚が群れを作り頑張っているように見える事から付いた花言葉です。
見た目や振る舞いに可愛らしさがある子供へ贈るのに向きます。
愛らしい動物を取り扱うブリーダーのブログデザインにも使えます。
この花言葉が合わないのは、あなたが愛らしいと思っていない人です。
主観による表現なので、言う人の気持ちは重要です。
「愛嬌」
こちらも小魚の群れのような葉の姿から付きました。
水族館でイワシや鮭の稚魚などの小魚を眺めると、ぼんやり口を開けてプランクトンを食べていたり、逆走していたり、愛嬌があります。
そんなところから付いた花言葉です。
愛嬌があり、その仕草に笑みがこぼれるような相手へ贈るのに向きます。
「誘惑」
「愛嬌」に続く花言葉です。
魅力に溢れ、目が離せなくなるような恋人へ贈るのに向きます。
この花言葉が合わないのは、客観的に言ってそれほど魅力的ではないけれど、気になってしまう人です。
これは、「魅惑」ではなく、あなたがその人を好きなだけです。
「リュウビンタイ」の豆知識
「リュウビンタイ」とは「竜髭帯」と書きます。
由来としては、葉を魚の鱗に喩えた「魚鱗たい」が転訛したものと考えられています。
他の説としては、葉脈が畳表の「竜髭」に似ているというものもあります。
まとめ
「リュウビンタイ」は、きっちりした美しい姿です。
花言葉を知れば、色々なものに見える事もあるでしょう。
植物を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。