「サマーポインセチア」はトウダイグサ科ユーフォルビア属の花です。
ショウジョウソウ、アニュアルポインセチアとも呼ばれます。
クリスマスの時期によく見かけられるポインセチアの仲間で、あちらと同じように葉が変化し花びらのようになった苞(ほう)を楽しむものです。
ポインセチアの苞と比較すると「サマーポインセチア」の苞はずっと小ぶりなうえ、ポインセチアのように花のカラーバリエーションが豊富にあるわけではなく、たいていは赤色、朱色、オレンジ色をしていますが、色の鮮やかさはポインセチアに劣るものではありません。
また名前通り主に夏、具体的には7〜11月に花を付けます。
「サマーポインセチア」の花言葉
「サマーポインセチア」の花言葉は「希望」「祝福」「良い仲間」などです。
花言葉の由来は不明ですが、ポジティブな花言葉ばかりであり全体的に使いやすいといえるでしょう。
また「祝福」という花言葉はポインセチアと共通のものです。
あちらのようにクリスマスのような大きな祝祭と関連付けられているわけではありませんが、良き仲間たちとの絆が長続きしていることを祝ったり、希望が叶ったことを祝ったりといった用途には使えるでしょう。
他にも仲間との絆を深めるために贈る、希望の象徴として部屋に飾るなどといった用途が考えられます。
「サマーポインセチア」の豆知識
「サマーポインセチア」はアメリカ、メキシコ、ブラジル、アルゼンチンなどに分布している花で、寒さには弱いものの暑さには強いという性質を持ちます。
本来は多年草ですが、日本の大部分の地域では冬越しができないので国内では一年草のように扱われているようです。
草丈は30〜100cmほどで、主に花壇、鉢植え、切り花などに利用されます。
とても丈夫で育てやすいですが、オーストラリアなど暖かい地域では人の手から逃げ出したものが野生化していると報告されている模様。
日本においても九州の一部地域で野生化した個体が見られるそうです。
つまり環境によっては放任で育つくらい生命力が強いですが、水はけの良い土を用意すること、日によく当てることを意識すればより美しく育てることができるでしょう。
まとめ
「サマーポインセチア」の花言葉は「希望」「祝福」「良い仲間」などです。
どれもポジティブなものであり、花言葉には恵まれている方だといえるでしょう。
また日本では冬越しは難しいものの丈夫で育てやすいので、初心者でも安心して栽培できます。
